2024年で3回目のパリオリンピック。
7月26日~8月11日までの日程で実施され、約3週間の期間中、32競技329種目が行われます。
ちなみに、「競技」というのは、「陸上」「水泳」などスポーツの大きな種類わけのことで、さらに細かく種類をわけたものが「種目」。たとえば、陸上競技の「100m」「走幅跳」などが「種目」になるのです。
さて、オリンピックの新種目は開催の数年前から検討され、パリオリンピックの新種目は2020年12月7日に国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で決定しています。
その際、東京オリンピック大会で採用された新種目はそのまま継続ではなく、再審議されるという扱いでした。よって、東京オリンピックで新採用された種目も、パリオリンピックでは継続採用であるものの、新規採用として扱われます。
ブレイキン(ブレイクダンス):新採用
サーフィン:継続採用
スケートボード:継続採用
スポーツクライミング:継続採用
一方で新採用として最終候補検討されたものの採用されなかった種目は次のもの。
パルクール
スカッシュ
ビリヤード
チェス
野球・ソフトボール
空手
野球・ソフトボールと空手は競技人口が少ないからというのが不採用の理由。ただし、野球・ソフトボールは2028年ロサンゼルスオリンピックでは再復活採用。スカッシュは4大会連続で最終候補に残りながら落選したものの、同じくロサンゼルスオリンピックで初採用が決定。
この採用・不採用については東京オリンピックから開催国が種目提案できるというルールがあり、開催国の提案が影響することになる感じ。
ちなみに、2028年ロサンゼルスオリンピックではTBS系で放送されている「SASUKE」が「近代五種」のひとつとして採用されることが決定しています。
そもそもの近代五種。創設したのは近代オリンピックの父と言われているクーベルタン男爵。
1912年の第5回ストックホルムオリンピックから実施され、五種目を行って競う「キングオブスポーツ」とも言われています。
パリオリンピックまでは「馬術」「競泳(200m自由形)」「フェンシング」で成績に応じたポイントが与えられ、その合計ポイントで「射撃+ランニング」の「レーザーラン」のスタート順が決まり、1着でゴールした選手が金メダル。
初期は1日に1種目ずつ、総計5日間にわたって競技が行われましたが、1996年アトランタオリンピックからはすべての種目が1日で行われるようになるという、ハードスケジュール。
そして、2028年に「馬術」が「SASUKE」に変わり、障害物レースとして組み込まれるということです。
いままで選手から顔ぶれはがらりと変わってくるかもしれません。
ということは、SASUKEオールスターズが選出される可能性も0%ではないと思いますが、SASUKEはともかく、そのほかの種目がどうなのかがポイントでしょうね。
なお、パリオリンピックでの近代五種はさらに時間短縮するため、すべての競技を90分間で行うことになっています。
馬術:35分間
休憩:5分間
フェンシング:20分間
休憩:10分間
競泳:15分間
休憩:15分間
レーザーラン:20分間
近代五種の選手は本当に大変ですよね。五種が時代によって入れ替わるのですから。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
7月26日~8月11日までの日程で実施され、約3週間の期間中、32競技329種目が行われます。
ちなみに、「競技」というのは、「陸上」「水泳」などスポーツの大きな種類わけのことで、さらに細かく種類をわけたものが「種目」。たとえば、陸上競技の「100m」「走幅跳」などが「種目」になるのです。
さて、オリンピックの新種目は開催の数年前から検討され、パリオリンピックの新種目は2020年12月7日に国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で決定しています。
その際、東京オリンピック大会で採用された新種目はそのまま継続ではなく、再審議されるという扱いでした。よって、東京オリンピックで新採用された種目も、パリオリンピックでは継続採用であるものの、新規採用として扱われます。
ブレイキン(ブレイクダンス):新採用
サーフィン:継続採用
スケートボード:継続採用
スポーツクライミング:継続採用
一方で新採用として最終候補検討されたものの採用されなかった種目は次のもの。
パルクール
スカッシュ
ビリヤード
チェス
野球・ソフトボール
空手
野球・ソフトボールと空手は競技人口が少ないからというのが不採用の理由。ただし、野球・ソフトボールは2028年ロサンゼルスオリンピックでは再復活採用。スカッシュは4大会連続で最終候補に残りながら落選したものの、同じくロサンゼルスオリンピックで初採用が決定。
この採用・不採用については東京オリンピックから開催国が種目提案できるというルールがあり、開催国の提案が影響することになる感じ。
ちなみに、2028年ロサンゼルスオリンピックではTBS系で放送されている「SASUKE」が「近代五種」のひとつとして採用されることが決定しています。
そもそもの近代五種。創設したのは近代オリンピックの父と言われているクーベルタン男爵。
1912年の第5回ストックホルムオリンピックから実施され、五種目を行って競う「キングオブスポーツ」とも言われています。
パリオリンピックまでは「馬術」「競泳(200m自由形)」「フェンシング」で成績に応じたポイントが与えられ、その合計ポイントで「射撃+ランニング」の「レーザーラン」のスタート順が決まり、1着でゴールした選手が金メダル。
初期は1日に1種目ずつ、総計5日間にわたって競技が行われましたが、1996年アトランタオリンピックからはすべての種目が1日で行われるようになるという、ハードスケジュール。
そして、2028年に「馬術」が「SASUKE」に変わり、障害物レースとして組み込まれるということです。
いままで選手から顔ぶれはがらりと変わってくるかもしれません。
ということは、SASUKEオールスターズが選出される可能性も0%ではないと思いますが、SASUKEはともかく、そのほかの種目がどうなのかがポイントでしょうね。
なお、パリオリンピックでの近代五種はさらに時間短縮するため、すべての競技を90分間で行うことになっています。
馬術:35分間
休憩:5分間
フェンシング:20分間
休憩:10分間
競泳:15分間
休憩:15分間
レーザーラン:20分間
近代五種の選手は本当に大変ですよね。五種が時代によって入れ替わるのですから。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。