そばもん 1 (ビッグコミックス) 価格:¥ 540(税込) 発売日:2009-05-29 |
以前から気になっていた本です。
BOOK OFFで立ち読みしているだけでは飽き足らずに買ってきました。
そばは好きなんです。
昔はあっち、こっちへと食べ歩いたりしましたものです。
さて、第一巻の第二話に「目で食べるそば」という話があります。
病院に入院しているおばあさんから、もりそばの出前の注文があります。
しかし、何度おそばを届けても、おばあさんはおそばが気に入らない。
店主はそんなことの繰り返しで、「思い出の中で美化してしまっている」と考えて行く。
だけど、実際はそうではなかった。
最初の頃は基本に沿って出来ていたことが、だんだんとおろそかになってしまって行った結果であったのです。
「仕事に慣れて自信がつくと
自分でも気づかないほど
少しずつ楽をするようになった・・・
そのわずかな楽が
積み重なって
あんたの仕事を緩ませてしまったんだ!」
何事に対しても言えることでしょうね。
信頼を積み重ねるためには、多くの努力と時間を要します。
ですが、失うことは簡単なこと。
初心忘れべからず。