いまさらではありますが私が最近読んでいた本。
「翔んで埼玉」
「翔んで埼玉」は「花とゆめ(白泉社)」に1982年冬の別冊、1983年春の別冊・夏の別冊に3回連載された、魔夜峰央(まや みねお)さんの漫画です。
(我が家にはなぜか2冊存在しているうちの1冊)
2019年2月22日に二階堂ふみさんとGACKTさんのダブル主演で実写映画版が公開され、2023年11月23日に続編「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」が公開されました。もちろん(?)私はどちらも観ていません(観ていたら、ここで書いていますので・・・たぶん)。
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出身地・居住地によって激しい差別が行われている、架空世界の日本。
東京都区部の名門校・白鵬堂学院に麻実麗という男子学生が転入してくる。容姿端麗で都会的な物腰を身に着け、学問・スポーツ共に優れた麗に学院の学生たちは魅了され、当初は麗に反発していた生徒会長・白鵬堂百美も、やがて麗を慕うようになる。
麗の正体は埼玉県で一・二位を争う大地主・西園寺家の子息。麗の父親は大金を使って麗を東京都の丸の内で証券会社を経営する麻実家の養子にし、さらに米国に留学させることで都会的な物腰を身につけさせ、ゆくゆくは麗を政治家にして、埼玉県民に対する差別政策を撤廃させようと目論んでいた。
ある日、デパートで麗が埼玉県出身の家政婦をかばったことにより、麗もまた埼玉県出身であることが発覚。麗は百美に別れを告げ、所沢へ戻り埼玉県民解放のための抵抗運動を始める。百美は自宅を訪れた政界の実力者・階階堂進が地方出身者に対する差別政策を維持するために、麗のレジスタンスグループを殲滅しようと話しているのを耳にする。
百美は麗に危険を知らせるために所沢へと向かい、麗を自分が勉強部屋代わりに借りている東京のマンションにかくまう。しかし、マンションの住民にサイタマラリヤ(小型春日部蚊が媒介する、埼玉県特有の伝染病)の患者が発生したことで、マンションに警察の手が伸びる。麗は百美を連れて埼玉県民居留地に身を隠すが、所沢でサイタマラリヤに感染していた百美が発症。埼玉県民居留地にやってくる医師がいないため、麗は百美を助ける代わりに警察への出頭を申し出る。しかし、警察の代わりに麗の身柄を拘束しに来た階階堂の部下は約束を守らず、麗と百美は絶体絶命のピンチ。
そこへ伝説の埼玉県民・埼玉デュークの部下が現れ、階階堂の部下を倒し、百美を助けるための血清を麗に渡して去っていく。
危機を救われた麗と百美は埼玉デュークを求めて新たな旅にでる・・・。
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結構古い漫画であり、連載当初は話題にはならなかったものの、2015年にSNSなどでファンが一部を掲載したことで話題になり、また、 TV番組で取り上げられたことでさらに反響を呼びました。
連載当時はともかく、いろいろとコンプライアンスとかを気にする令和の時代に話題になるという不思議な現象。
実際に埼玉県民の方がどう思っているのかはわかりませんが、なんだかんだ言っても(言っていないかも)肯定的にとらえているのかも知れません。
実写映画版では「海なし県」の埼玉県民は海を持つことと埼玉県産のサザエを名物とすることが悲願となっているとのことですが、個人的には同じ海なし県である長野県を実写版映画の第3弾として制作してほしいものです。
「翔んで埼玉~山岳民族とダッグ~(仮タイトル)」とでもして・・・、そうしたら山岳民族エキストラで出演しますので。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
「翔んで埼玉」
「翔んで埼玉」は「花とゆめ(白泉社)」に1982年冬の別冊、1983年春の別冊・夏の別冊に3回連載された、魔夜峰央(まや みねお)さんの漫画です。
(我が家にはなぜか2冊存在しているうちの1冊)
2019年2月22日に二階堂ふみさんとGACKTさんのダブル主演で実写映画版が公開され、2023年11月23日に続編「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」が公開されました。もちろん(?)私はどちらも観ていません(観ていたら、ここで書いていますので・・・たぶん)。
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出身地・居住地によって激しい差別が行われている、架空世界の日本。
東京都区部の名門校・白鵬堂学院に麻実麗という男子学生が転入してくる。容姿端麗で都会的な物腰を身に着け、学問・スポーツ共に優れた麗に学院の学生たちは魅了され、当初は麗に反発していた生徒会長・白鵬堂百美も、やがて麗を慕うようになる。
麗の正体は埼玉県で一・二位を争う大地主・西園寺家の子息。麗の父親は大金を使って麗を東京都の丸の内で証券会社を経営する麻実家の養子にし、さらに米国に留学させることで都会的な物腰を身につけさせ、ゆくゆくは麗を政治家にして、埼玉県民に対する差別政策を撤廃させようと目論んでいた。
ある日、デパートで麗が埼玉県出身の家政婦をかばったことにより、麗もまた埼玉県出身であることが発覚。麗は百美に別れを告げ、所沢へ戻り埼玉県民解放のための抵抗運動を始める。百美は自宅を訪れた政界の実力者・階階堂進が地方出身者に対する差別政策を維持するために、麗のレジスタンスグループを殲滅しようと話しているのを耳にする。
百美は麗に危険を知らせるために所沢へと向かい、麗を自分が勉強部屋代わりに借りている東京のマンションにかくまう。しかし、マンションの住民にサイタマラリヤ(小型春日部蚊が媒介する、埼玉県特有の伝染病)の患者が発生したことで、マンションに警察の手が伸びる。麗は百美を連れて埼玉県民居留地に身を隠すが、所沢でサイタマラリヤに感染していた百美が発症。埼玉県民居留地にやってくる医師がいないため、麗は百美を助ける代わりに警察への出頭を申し出る。しかし、警察の代わりに麗の身柄を拘束しに来た階階堂の部下は約束を守らず、麗と百美は絶体絶命のピンチ。
そこへ伝説の埼玉県民・埼玉デュークの部下が現れ、階階堂の部下を倒し、百美を助けるための血清を麗に渡して去っていく。
危機を救われた麗と百美は埼玉デュークを求めて新たな旅にでる・・・。
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結構古い漫画であり、連載当初は話題にはならなかったものの、2015年にSNSなどでファンが一部を掲載したことで話題になり、また、 TV番組で取り上げられたことでさらに反響を呼びました。
連載当時はともかく、いろいろとコンプライアンスとかを気にする令和の時代に話題になるという不思議な現象。
実際に埼玉県民の方がどう思っているのかはわかりませんが、なんだかんだ言っても(言っていないかも)肯定的にとらえているのかも知れません。
実写映画版では「海なし県」の埼玉県民は海を持つことと埼玉県産のサザエを名物とすることが悲願となっているとのことですが、個人的には同じ海なし県である長野県を実写版映画の第3弾として制作してほしいものです。
「翔んで埼玉~山岳民族とダッグ~(仮タイトル)」とでもして・・・、そうしたら山岳民族エキストラで出演しますので。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。