大体、人というものは同じパターンを繰り返して生きていきます。例えば、毎日、決まった時間に起きては、いつものルートで通勤・通学したりする人も多いと思います。
決まった時間に決まった行動を繰り返すことは、人として合理的な行動だと思います。しかし、型にはまった行動は、柔軟な発想力や思考力が持てなくなってしまう場合もあると思います。
毎日同じ時間を同じ場所で同じように過ごしていると、一つの安心感というものもあるでしょうけど、目新しい発見はないので、刺激がありません。結果的に、同じような毎日を繰り返し、刺激のない生活になってしまいます。
そんな中で、ちょっとしたことで視点を変えれば、新たな発見があり、刺激的になるかも知れません。例えば、会社や学校との通勤・通学ルートを少し変えてみるだけでもいいと思います。
こんなちょっとしたことも発見になります。こうした発見を積み重ねていくことで、「もっと他には何があるのだろう?」と探究心が知らぬ間に上がって、刺激的になっていくことでしょう。
こうやって探究心を高めてやると仕事の上でも役立ちます。たとえば最寄り駅からの出社ルートを変えるだけで、どこそこになにがある、ということが分かるので、お客様が来社されるときに、どのルートから来られても完璧に案内できるというときに役立ちます。
私もウォーキングする際、時間的余裕のある休日などは、特にルートを決めずに自由気ままに街中を歩いています(決して、道に迷って徘徊しているのではありません)。
そこには、季節によって香ってくる草花の匂い、新しい道、新規オープンしたお店、電線に止まっている闇夜のカラスの大群…
そして、それを積み重ねていくうちに、「自分で調べよう」とか、「今後行ってみよう」などの感覚が増えて行き、自然と行動力が上がっていきます。要するに前に気に物事を考えられるようになっていくと思います。
(写真は「闇夜のカラス」です。決して、手抜き写真ではありません)
毎日の生活リズムを変えるのは難しいとは思いますが、1日1つの新発見をするために、出来る工夫を考え、見つけたことを記録して行ってはいかがでしょうか。
きっと、「何か面白いことないかな~」なんていう考え方はなくなっていくことでしょう。
さて、今日から仕事始めの方は多いと思います。「1年の計は元旦にあり」と言いますが、仕事をしている人には、「1年の計は仕事始めにあり」とも言えると思います。2019年不調だった人はリセットの意味で、調子の良かった人は更なる飛躍するためにも、新たな発見をしていきませんか。