サー・リチャード・チャールズ・ニコラス・ブランソンさんは英国の実業家。ヴァージン・グループの創設者で会長を務め、現在では国際的音楽のメガ・ストア、航空会社、携帯電話、金融、小売、音楽、インターネット、飲料、鉄道、ホテルやレジャー産業など約30ヶ国に約200の会社があります。そのグループ会社のヴァージン・アトランティック航空は1984年に設立され、英国第2位の長距離輸送国際航空会社になっています。最近では宇宙事業への進出もしています。
1985年以降、数多くの世界記録を樹立する試みに熱心になり、1986年にはクルーザー「ヴァージン・アトランティック・チャレンジャーⅡ」が過去最速記録で大西洋横断し、さらに1987年には熱気球「ヴァージン・アトランティック・フライヤー」で同じ大西洋を横断。この気球は大西洋を横断した最初の熱気球であり、しかも約209km/hを超える速さを記録。1991年には日本からカナダまで太平洋を横断し、約10800kmの最長飛行距離を達成するとともに、約394km/hという速度を記録しています。
さて、今日はリチャード・ブランソンさんの話ではありませんが、この「記録は破られるためにある。そのために努力し続けるのが、人間というものだ」について、昨日の続きになります。
「2023年7月4日における地球の平均気温が17.18℃を記録し、人工衛星での観測が始まった1979年以来で最も暑い日となっていた」という話を書きましたが、7月5日も平均気温は、17.18℃となり、7月4日と同じく過去最高を記録し、3日連続で暑い日を記録更新しました。
ところが、その2日後の7月7日には平均気温17.24℃を記録。
「記録は破られるためにある」
という、状態になってしまいました。ただ、こんな記録は誰がよろこぶものでも何でもない記録なのですけど・・・。
国連の世界気象機関(WMO)は、暫定的なデータではあるものの7月の最初の1週間は観測史上、最も暑い1週間だったと発表するとともに、「われわれは未知の領域にいる」と訴え、今後についても、「エルニーニョ現象が発達し、影響が来年まで続くにつれ、さらなる記録が生まれるだろう」と警告しています。
すでに南極圏の海氷面積は人工衛星での観測が始まってから6月としては最も小さく、平均より17%少なくなり、北極圏では平均よりやや小さいものの、6月としては過去8年間よりも大きくなってきています。
エルニーニョ現象がなぜ発生するのかの原因については現在も研究中とのことですが、地球温暖化も要因の一つだと考えられています。
「エルニーニョ」とはスペイン語で「神の子」という意味があり、エルニーニョ現象という人知を超えた存在自体を人間の力で抑えるのは無理かもしれません。それでも地球温暖化については、人間が起因になっていること。
「そのために努力し続けるのが、人間というものだ」
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
1985年以降、数多くの世界記録を樹立する試みに熱心になり、1986年にはクルーザー「ヴァージン・アトランティック・チャレンジャーⅡ」が過去最速記録で大西洋横断し、さらに1987年には熱気球「ヴァージン・アトランティック・フライヤー」で同じ大西洋を横断。この気球は大西洋を横断した最初の熱気球であり、しかも約209km/hを超える速さを記録。1991年には日本からカナダまで太平洋を横断し、約10800kmの最長飛行距離を達成するとともに、約394km/hという速度を記録しています。
さて、今日はリチャード・ブランソンさんの話ではありませんが、この「記録は破られるためにある。そのために努力し続けるのが、人間というものだ」について、昨日の続きになります。
「2023年7月4日における地球の平均気温が17.18℃を記録し、人工衛星での観測が始まった1979年以来で最も暑い日となっていた」という話を書きましたが、7月5日も平均気温は、17.18℃となり、7月4日と同じく過去最高を記録し、3日連続で暑い日を記録更新しました。
ところが、その2日後の7月7日には平均気温17.24℃を記録。
「記録は破られるためにある」
という、状態になってしまいました。ただ、こんな記録は誰がよろこぶものでも何でもない記録なのですけど・・・。
国連の世界気象機関(WMO)は、暫定的なデータではあるものの7月の最初の1週間は観測史上、最も暑い1週間だったと発表するとともに、「われわれは未知の領域にいる」と訴え、今後についても、「エルニーニョ現象が発達し、影響が来年まで続くにつれ、さらなる記録が生まれるだろう」と警告しています。
すでに南極圏の海氷面積は人工衛星での観測が始まってから6月としては最も小さく、平均より17%少なくなり、北極圏では平均よりやや小さいものの、6月としては過去8年間よりも大きくなってきています。
エルニーニョ現象がなぜ発生するのかの原因については現在も研究中とのことですが、地球温暖化も要因の一つだと考えられています。
「エルニーニョ」とはスペイン語で「神の子」という意味があり、エルニーニョ現象という人知を超えた存在自体を人間の力で抑えるのは無理かもしれません。それでも地球温暖化については、人間が起因になっていること。
「そのために努力し続けるのが、人間というものだ」
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。