7月4日といえば、1776年のこの日に米国フィラデルフィアにおいて大陸会議が英国からの自由と独立を宣言し、「アメリカ合衆国(米国)」が誕生した米国史上もっとも重要な出来事を記念する「独立記念日(The Fourth of July)」です。
その米国から1946年のこの日に独立したのがフィリピン共和国から独立した日です。ただ、1964年からフィリピンの独立記念日は1898年にフィリピン革命軍が独立宣言した6月12日となり、7月4日は「比米友好記念日(Filipino-American Friendship Day)となっています。
さて、それらはともかくとして。
夏は暑いものです。
その米国から1946年のこの日に独立したのがフィリピン共和国から独立した日です。ただ、1964年からフィリピンの独立記念日は1898年にフィリピン革命軍が独立宣言した6月12日となり、7月4日は「比米友好記念日(Filipino-American Friendship Day)となっています。
さて、それらはともかくとして。
夏は暑いものです。
夏になれば暑い日があるのは珍しいことではありませんが、災害級の暑さともいえるような状態になりつつあります。
米国国立環境予測センター(NCEP)のデータをもとにメイン大が行なった分析結果によりますと、2023年7月4日における地球の平均気温が17.18℃を記録し、人工衛星での観測が始まった1979年以来で最も暑い日となっていたそうです。しかも、気象学者の科学的な分析から、過去12万5000年間のなかでも飛び抜けて暑い日だったと推測しています。
実はこの前日の2023年7月3日には世界の平均気温が17.01℃を記録して過去最高となっており、たった1日で記録が更新されたというのです。それまでは2016年8月と2022年7月に記録した16.92℃だったということですから、0.26℃も一気に上がったことになります。そもそも世界各地の平均気温は1850年~1900年の平均を1.46℃上回っている状態です。
今回記録されたこの気温は各国の気象観測所、船舶、海洋ブイ、人工衛星などから集められたデータを使用して導き出されたものとのこと。私がNHK BSの世界の天気を観て算出したものではありません。
また、気象学者は樹木の年輪や氷床コアの解析から有史以前の気温の推移を推測しており、7月4日の記録は約12万5000年前の間氷期以降においてこれほど地球が暖かいときはなかったことを示しているそうです。
2023年に入ってから英国、スペインやアジアの多くの国々では記録的な暑さが続き、そのあと海洋熱波が北海や大西洋など普段は見られない場所で発生し、2023年6月は観測史上最も暑い月であり、7月に入ってからも中国北京では35℃を超える猛暑、米国南部も猛烈な暑さに見舞われ続けています。
南半球は冬に向かっていることから地球の平均気温は多少落ち着く可能性はあるでしょうけど、例年の場合、その年の日平均気温がもっとも高くなるのは7月末とのこと。エルニーニョ現象が本格化していることを考えますと、2023年の7月と8月はさらに気温の高い日が出てくる可能性もあるでしょう。
ちなみに蛇足ですが、2004年のこの日は鳥取県東郷町(現;湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が「七(な)四(し)」で「なし」の語呂合せから制定した「梨(なし)」の日でもあります。
ほかにも、いろいろな記念日でもありますが、もしかするとこの7月4日は歴史上のターニングポイントとなる特異日なのかも・・・とするのは考えすぎかも知れません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
米国国立環境予測センター(NCEP)のデータをもとにメイン大が行なった分析結果によりますと、2023年7月4日における地球の平均気温が17.18℃を記録し、人工衛星での観測が始まった1979年以来で最も暑い日となっていたそうです。しかも、気象学者の科学的な分析から、過去12万5000年間のなかでも飛び抜けて暑い日だったと推測しています。
実はこの前日の2023年7月3日には世界の平均気温が17.01℃を記録して過去最高となっており、たった1日で記録が更新されたというのです。それまでは2016年8月と2022年7月に記録した16.92℃だったということですから、0.26℃も一気に上がったことになります。そもそも世界各地の平均気温は1850年~1900年の平均を1.46℃上回っている状態です。
今回記録されたこの気温は各国の気象観測所、船舶、海洋ブイ、人工衛星などから集められたデータを使用して導き出されたものとのこと。私がNHK BSの世界の天気を観て算出したものではありません。
また、気象学者は樹木の年輪や氷床コアの解析から有史以前の気温の推移を推測しており、7月4日の記録は約12万5000年前の間氷期以降においてこれほど地球が暖かいときはなかったことを示しているそうです。
2023年に入ってから英国、スペインやアジアの多くの国々では記録的な暑さが続き、そのあと海洋熱波が北海や大西洋など普段は見られない場所で発生し、2023年6月は観測史上最も暑い月であり、7月に入ってからも中国北京では35℃を超える猛暑、米国南部も猛烈な暑さに見舞われ続けています。
南半球は冬に向かっていることから地球の平均気温は多少落ち着く可能性はあるでしょうけど、例年の場合、その年の日平均気温がもっとも高くなるのは7月末とのこと。エルニーニョ現象が本格化していることを考えますと、2023年の7月と8月はさらに気温の高い日が出てくる可能性もあるでしょう。
ちなみに蛇足ですが、2004年のこの日は鳥取県東郷町(現;湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が「七(な)四(し)」で「なし」の語呂合せから制定した「梨(なし)」の日でもあります。
ほかにも、いろいろな記念日でもありますが、もしかするとこの7月4日は歴史上のターニングポイントとなる特異日なのかも・・・とするのは考えすぎかも知れません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。