「東京砂漠」は1976年5月10日にリリースされた内山田洋とクルーファイブの28枚目のシングル楽曲です。作詞は吉田旺さん、作曲は内山田洋さん、バブル経済期の1980年代後半に建設株式会社のイメージCMに使用されていました。
内山田洋とクール・ファイブは、内山田洋さん(本名:内山田道生、ギター担当)率いる歌謡グループです。「長崎は今日も雨だった」「そして神戸」などムード歌謡で活躍していましたが、1987年にメインボーカルの前川清さんが、病気を患ったのを期に脱退したあと、低迷状態に陥り、以降、メンバー交代がありました。
2006年11月に内山田さんが亡くなり、同年の第57回NHK紅白歌合戦で、前川さんのサポートでオリジナルメンバーの宮本悦朗さん(ピアノ、キーボード担当)、小林正樹さん(ベース担当)、岩城茂美さん(サックス、フルート担当)、森本繁さん(ドラム担当)が集結し、一夜限りのクール・ファイブを再結成したことが好評だったため、その後、前川清&クール・ファイブ名義でグループ活動を再開しています。
さて、「砂漠」といえば、「サハラ砂漠」「タクラマカン砂漠」など海外の砂漠が有名です。
鳥取県知事の「スタバはないが日本一の砂場がある」との迷言があり、鳥取県鳥取市に巨大な「砂場」がありますが、あの場所は、正確には「砂丘」であり、「砂場」ではないです。ちなみに、「砂浜」でもありません。ただ、表現としては面白いたとえであって、「迷言であって名言」だと思います。
砂場とは:保育所(保育園)や、幼稚園、学校といった教育施設、児童公園などに設けられる遊び場で、地面に開けられたくぼみに砂を満たしたもの
砂丘とは:砂が風に吹き上げられて降り積もり、丘のようになった地形
砂浜とは:砂が海の波や流れによって運ばれてできた地形
実は、もう1つ「砂場」というものがあります。
砂場とは:大阪を起源とする老舗蕎麦屋のひとつ
さて、鳥取砂丘は「砂漠」ではありません。初夏には淡いピンク色の花の「ハマヒルガオ」、秋には薄紫の花の「ハマベノギク」などの植物が咲き、「スナガニ」「カワラハンミョウ」などの動物も住んでいます。さらに、雨もよく降ります。
では、日本には砂漠はないのかと探してみたところ、なんと正式な地名として国土地理院の地図に載っている場所が東京都にあります。まさに「東京砂漠」だったのです。
場所は東京都大島町(伊豆大島)。大島にある活火山三原山の北東側に「裏砂漠」、その先に「奥山砂漠」があります。Google Earthで見ますと、私たちが思い浮かべる砂の風景ではなく、荒れ地です。また、地元では三原山の西側の似たような地形を「表砂漠」と呼ぶそうですが、地理院の地図には載っていないとのことです。
この場所は、私たちがイメージする砂の砂漠ではなく、活火山である三原山の噴火によるマグマが細かく千切れて飛び散り冷えて固まったものだそうです。砂というよりも、砂利をイメージしたほうがいいかも知れません。また、ところどころに緑も観られたりしています。
現在、世界のいろいろな地域で砂漠化が起こっており、人や動植物が住む上で劣悪な環境を作り上げています。1970年代から問題となっており、国連砂漠化防止会議(UNCOD)で砂漠化防止行動計画が採択されています。
砂漠化の直接的な原因として、地球温暖化や気候変動と、間接的な人為的な要因があるとされています。砂漠化問題は今も続いており、深刻な問題となっています。地球温暖化や気候変動は私たちの生活にも原因があります。今一度私たちの生活を見直し、このような環境問題を解決できるよう、できることから取り組んでいくことが大切です。
また、地球が砂漠化するだけではなく、人の心も砂漠化し始めていると感じるのは、大げさでしょうか。
♬空が哭いてる 煤け汚されて
ひとはやさしさを どこに棄ててきたの
だけどわたしは 好きよ
この都会が肩を寄せあえる あなた・・・あなたがいる
さて、2020年4月7日に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県に緊急事態宣言を行い、4月16日に対象を全国に拡大しました。その後、5月14日に北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県の8つの都道府県を除く、39県で緊急事態宣言を解除しました。5月21日には、大阪府、京都府、兵庫県の3府県、5月25日には残る、首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言を解除し、約1ヶ月半ぶりに全国で解除されることになりました。
東京都の小池百合子都知事と、神奈川県、千葉県、埼玉県の知事が2021年1月2日、日本政府に緊急事態宣言を要請しました。西村康稔経済再生担当相は2020年12月30日に、「国民の命を守るために緊急事態宣言も視野に入ってくる」とその可能性に触れていましたが、「発令するとしても特措法改正で対策の実効性を担保してからだ」と、政府関係者はコメントしているようです。
しかし、国会は閉会しており、次の通常国会は1月18日の予定。しかも、与党幹事長は2006年に廃止された国会議員互助年金と、2011年廃止の地方議員年金の制度復活にご熱心のようです。
どうやら、永田町には、一般的な日本国民では生きていけないような、「砂漠」があるのかもしれません。
砂漠とは:生物の活動がほとんどできないような不毛の地で、極度に乾燥した土地
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。