「少年時代」は1990年9月21日にリリースされた、井上陽水さんの29枚目のシングル楽曲です。作詞は井上陽水さん、作曲は井上陽水さんと平井夏美さんです。
井上陽水さんの代表曲の一つであり、ご自身最大のヒット曲でもあり、TV CMなどでもよく使われて(2022年の夏もファストフードチェーンのTV CMで使用されていますよね)いることから、耳にされたことがある方も多いと思います。そもそも、リリースされた当初はオリコンの週間シングルチャートでも最高20位あたりでしたが、翌1991年にTV CMに採用されたことにより、ヒットした楽曲です。
歌詞の中に使われている「風あざみ」「夏模様」「宵かがり」「夢花火」などの言葉は井上陽水さんの造語。井上陽水さんはインタビューで「響きのよさで作った言葉で、意味ないんだよ。」と答えていますが、その言葉と柔らかなメロディーが聴いていても心地よくさせてくれます。
ちなみに、オリジナル音源のピアノは、私の好きな来生たかおさんが演奏しています。
♬夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された
私の心は夏模様
この楽曲を聴きますと、夏の終わりの淋しさを感じます。それとともに、子どもだった時間が瞬間的によみがえってきます。子どものころって、いつまでもこの時間(夏)が続くような感じでいたような気がします。
それから何年も経った今でも、子どものころだけではなく、つい先日までの何気ない毎日が幸せだったことを気づかせてくれます。過ぎてしまうと戻れないですし、戻せないこのときを大事に生きて行きたいと思います。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。