野球小僧

悲しいとき~

この物語は(作品は)フィクションです。
実際の個人・団体・事件等とは一切関係ありません。

それは5月だというのに、30℃近くまで暑かった日の夕方のこと。
学校から帰ってきたAちゃんは友達の家から自転車で家へと帰ります。

「さ~て、早くお家に帰って、ご飯を食べて、ハウスに夜練に行こうっと」
060

悲劇はここで起きます。
自転車ですってんころりん。
061

「あっ」と思った時にはもう転んでしまいました。
しかも、ヒザをすりむいてしまっただけではなく、お気に入りのピンクのプージャ(Pumaのジャージ)に穴を開けてしまいました。
ここでも「あー」です。
062

普段、めったに泣くことはありませんが、もうこれは、それはそれは悲しい出来事。
ショックのあまり、泣くしかありません。

。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。うぇぇん

もう、夜練に行くどころではありません。
063

それから2日。
Aちゃんは、まだ、夜連には来ていません。
どうしたのでしょうか? 心配です。

「悲しいとき~ 悲しいとき~
 調子よく自転車に乗っていて、
 自分で転んだ時に、
 現場から家まで痛い足を引きずりながら、
 自転車をおして帰らないといけないとき~」

作画; 太郎
作文; くろすけ

くどいようですが、この物語は(作品は)フィクションです。
くどいようですが、実際の個人・団体・事件等とは一切関係ありません。


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