「Youは何しに日本へ?」とは、2013年1月9日からテレビ東京系列で放送中のバラエティ番組です。
日本の空港に居合わせた外国人(永住・帰化した人物やハーフなども含む)に「Youは何しに日本へ?(Why did you come to Japan?)」と問いかけ、その返答の様子や気になる返答をした人に密着取材を依頼し来日した目的を果たす様子を放送する番組内容です。
以前、私は成田空港でこのロケに出くわしたことがあります。そのときの話は、こちら→(https://blog.goo.ne.jp/full-count/e/9862c33a91d7eeb14eb69f42dccd1468)。
2021年7月23日開幕の東京オリンピックにあわせて、海外から要人とおぼしき方々が来日するらしいですが、各国政府の元首・首長クラスが来日するというニュースはまだありません。というよりも、この時点で発表がないということは、おそらく来ないのではないかな?と思えます。
そんななかで、東京大会の元締め国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が7月8日に来日。「オリンピックを開催するためには、我々はいくらかの犠牲を払わなければいけない」という考えの持ち主。4月の記者会見も、東京に3度目の緊急事態宣言が出されることについて、「東京オリンピックとは関係がない」と発言して日本世論の反発を招いており、今回は、「緊急事態宣言はどういうものなのか。それがオリンピック・パラリンピックにどのようなインパクトをもたらすのかをうかがいたい」と、まあ、開催地の状況を知らないまま来日しているという気がします。
さらに、7月16日には広島県広島市を訪れる方向で調整されているそうで、東京都に4度目の緊急事態宣言が発令されるなかで、日本国民でさえ移動を控えたりしているなかで、「行かせちゃダメでしょ」と普通の感覚では考えられるのですが、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長や、受け入れ側の広島県湯崎英彦知事は、「世界に平和を訴える意義がある」として、何が何でも行う意向です。
もう一方、ジョン・コーツ副会長も、同日に長崎県長崎市を訪問する方向で調整されているというのです。
2人だけが誰にも接触せずに移動するのであるならまだしも、日本政府や大会組織委員会の随行者、メディア関係者らが東京から広島・長崎に大挙して移動する可能性があるというのに。
わざわざ行かなくとも、平和を発信するということは充分可能でしょうし、今まで日本のみならず、広島と長崎から世界に発信し続けているのですから、私個人としては、やはりパフォーマンスとしか思えません。
さて、もうお一方の度々物議を醸してきた世界保健機関(WHO)のテドロス・アダムス事務局長も東京大会に合わせて来日するというのです。
テドロス事務局長がWHO本部のあるスイス周辺国以外に出張するのは、新型コロナウイルス感染拡大以降、初めてということで来日中には菅義偉総理らと会談も行う方向で調整が進められているのだという。今回の来日の理由ははっきりしていませんが、世界に向けてのアピールと、自身2期目になるWHO事務局長の再選に向けての、これまたパフォーマンスとしか思えません。
出場する選手には、最高のパフォーマンスを見せてほしいですが、この方々のパフォーマンスはいらないのですけど。
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