「バンクーバー朝日軍」というマンガの話を以前書きました(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/8a515efc6c03bc721d10cab7ac3b6e94)。
内容については、以前の記事に任せるとして、 この話が映画化されているというのは、つい最近知りました。
亀梨和也さん出演 映画『バンクーバーの朝日』予告編
約100年前のことですが、当時における差別社会生活に黙々と耐えていた様子。これは100年たった現代の社会においても、世界の至る所で何も変わっていないことをみますと、過去の話ではありません。
それがスポーツの世界であったとしてもです。スポーツはルールに則って行われ、そこにはイデオロギーなどは関係ないはず。単純に技を競い合い、その結果によって負けたとしても、納得できるものであるはずです。
ですが、そのルールでさえ、捻じ曲げてしまう現実は嘆かわしいものです。
しかし、この朝日軍のメンバーは様々な差別に対し、誰からも恥ずかしくないプレーで対抗します。
観るものを感動させる意味の一つは、こういう正々堂々とした姿にあるのです。大和魂としてフェアプレーに徹する考え、行動です。
これは初代監督宮崎松次郎氏の強い思い、その後、チーム分裂となるものの、朝日軍の再建・強化に尽力し、記者から大リーグの名監督にも例えられた監督ハリー・ミヤサキ氏。
ハリー氏は選手に対して、当然のことながらラフプレーを禁じ、抗議も一切行わないよう指導。
また、強い相手に勝つためには才能や資質、練習だけで何とかなるほど甘くない、堅い守りとバントやエンドランなどの緻密な機動力を駆使する「Brain Ball(頭脳野球)」と呼ばれた明確な戦略と戦術を編み出しました。
こういう考えは、時代を越えて野球のみならず、参考になるものです。
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まっくろくろすけ
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