私のブログにお越しいただいてありがとうございます。どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。
緊急事態宣言が7都県から全国47都道府県へと対象範囲が拡がりました。また、給付金(という言い方は、なんだかなですが)が所得制限ありの30万円から、10万円の追加給付へとなり、今では制限なしの10万円へと変更。方針は一貫せずに、コロコロと変更ばかりの修正で、実効的なことは一向に進んでいないような気がします。
また、今回の緊急事態宣言対象拡大で懸念するのが、マスクなどの品薄状態がさらに深刻化するのではないかと。
今ではなかなか手に入らなくなっていますが、中には仕方なく黒マスクを買ったという人も多いはずで、街中で時々見かけることがあります。
白色のマスクとは違って、ファッションのイメージがある黒マスクは、今までおもに若者が着用している姿を見かけたりしていましたが、最近は中年の方々が着用している姿も見かけることが多くなりました。
でも、やっぱり「マスク=白色」というイメージが強いことも事実です。また、ネット上での評判ではあまりいい印象を与えないようですが、どうなのでしょう。
そもそも、現在の黒いマスクが人気になってきたのは、2010年ころに韓国のミュージシャンたちが黒マスクをしていたことがきっかけになるらしいです。
日本以外の国のほとんどでは、「マスクをしている人=重病人」と言うように見られるようです。よって、例年でのこの花粉症の時期には、予防のためにも1億総マスク状態ですので、海外の人からは日本で病気が流行っていると思った人がいたとかいないとかだそうです。よって、韓国でも白いマスクをつけている人は病人と言うイメージを持っています。
2009年ころの韓国はお隣の中国からのPM2.5による大気汚染の被害があり、日本の花粉症予防と同じようにマスクを着ける必要があったとのことで、このころに病人に思われないようにということと、ファッション性のあるマスクがいいと言う発想になり、黒マスクが主流になったとも考えられています。
そして、2010年ころに韓国でミュージシャンなどが黒マスクを着用し始めて、日本にも徐々に浸透してきて2014年ころから黒マスクが流行りだし、その後、日本の芸能人でも黒マスク姿が日本で広まってきました。
しかし、黒マスクの始まりは日本という説もあります。そもそも、日本でのマスクの始まりには黒が主流で、1879年に描かれたイラストに黒いマスクが描かれているそうです(NHKニュース おはよう日本 2019年2月1日放送)。これは炭鉱や工場の防塵対策として使われ始め、汚れが目立たないようにと黒い布のマスクが一般に普及したとのことです。
それが白いマスクが主流になったのは、医療用のマスクは当時漂白が法律で定められており、漂泊のため白いガーゼを使用したことから値段が高く、病院などでの使用に限定されていたそうです。ところが、1918年からのスペイン風邪(インフルエンザ)が世界に広がったことにより、白いマスクの需要が広くなったとのことです。さらに戦後に衛生意識の高まりから、学校給食で白いマスクをつけるようになるなど黒から白に変わっていったというのです。
そんな黒いマスクですが、私の手元に2枚あります。これらは、日本でのマスク不足を気遣ってくれたものです。
入手はなかなか難しいものだと思うのですが、ありがたいことです。また、洗って、繰り返し使用できる仕様とのことですので、その気遣いはさらにありがたく思います。
なお、黒いマスクといえば、初代タイガーマスク(佐山聡)さんのライバルとして新日本プロレスに登場した、ブラック・タイガー(マーク・ロコ)さん。タイガーマスク同様に虎の頭を模した覆面で、黒をベースに銀または白で縞模様が描かれていました。
ただ、ブラック・タイガーさんの原型は1970年代初頭のTVアニメ「タイガーマスク」です。しかし、TVアニメでのデザインは黒い覆面ではなく、通常の虎の覆面を被っていました。
なお、クルマエビ科のエビの一種であるウシエビの通称「ブラックタイガー」はコストパフォーマンスに優れていて、エビフライに最適です。
さてさて、せっかくいただいた黒いマスク。粗末には出来ませんので、大切に使わせていただきたいと思いますが、私が使って街に出たならば、2度目の職務質問は間違いないでしょう・・・ということで、私の子どもたちに送っておきました。
二度と来ない今日のために、大切に過ごしましょう。そして、また、明日、ここで、お会いしましょう。