長野大会四回戦はベスト8進出をかけて、4球場で8試合が行われ、ベスト8が出そろいました。
■長野県営球場
Bシードの伊那弥生ケ丘高は前半から2度のスクイズ失敗や走塁ミスもあって好機をことごとくつぶしたが、ペースは伊那弥生ケ丘高。しかし、先制点は松本国際高。伊那弥生ケ丘高は1点を追う5回表に登内遥選手の同点タイムリーヒットと桑原選手の2点タイムリー2ベースヒットで3点を奪い逆転。その後も松本国際高の投手陣を打ち込み、着々と追加点を挙げてリードを広げる。8回裏に2点を取られ、6-4と2点差に迫られた9回表に登内遥選手の今大会初の満塁ホームランなどで5点を取って突き放し、2002年以来17年ぶりのベスト8入りとなった。
第1試合
伊那弥生ケ丘000031115|11
松本国際 010001020|4
■上田県営球場
第1試合
上田西0001132|7
篠ノ井0000000|0(7回コールド)
第2試合
駒ケ根工業00000|0
松商学園 7130x|11(5回コールド)
■長野県営球場
第2試合
長野日大05445|18
更級農業10002|3 (5回コールド)
■松本市野球場
第1試合
飯山42014|11
上田00000|0 (5回コールド)
第2試合
松本深志002002000|4
小諸商業00200003x|5
■しんきん諏訪湖スタジアム
第1試合
赤穂 00000000 |0
東海大諏訪12100003x|7(8回コールド)
第2試合
岡谷南 001000010|2
ウェルネス000000000|0
8試合中、5試合がコールドゲーム、1試合がコールドにはならなかったものの大差がついた、大味な試合でした。ベスト16の試合でこのような結果があるのでは、長野県の高校野球の格差はまだまだ大きいと感じます。
一方で、松本深志高と小諸商業高、岡谷南高と日本ウェルネス筑北の2試合は、9回の3アウトまで目が離せない好ゲームでした(テレビとパソコンでの多元視聴をしていました)。
ベスト8は東信2校、北信2校、中信1校、南信3校という顔ぶれです。例年より南信勢の活躍が目立ちます。逆に中信勢が松商学園高のみと寂しくなりました。
ですが、準々決勝は4試合とも好ゲームが期待できる組み合わせとなりました。
7月17日
第1試合 09:30 東海大諏訪高 vs. 松商学園高
第2試合 12:00 岡谷南高 vs. 飯山高
7月18日
第1試合 09:30 上田西高 vs. 長野日大高
第2試合 12:00 小諸商業高 vs. 伊那弥生ケ丘高