野球の戦いはプレーボールの前から始まっています。
その最初の対決はじゃんけん。
大体の試合前には審判立ち会いの上、両チームのキャプテンがじゃんけんします。勝った方が先攻、後攻を選ぶ権利が与えられています(先攻・後攻について後日に)。
「最初はグー、じゃんけんぽんっ!!」
たかが、じゃんけんの勝ち・負けですが、試合開始前で勝てばそれはそれで気持ちよく試合に入れることとなります。
さて、以前、ネットの記事にこんなことが書かれていたので、抜粋して紹介します。
じゃんけんの誕生は19世紀後半。
誰がどこで発明したのかはハッキリしていないといわれています(発明者が特許でもとっていたら大金持ち???)。
決して、ジャッキーチェンの「酔拳」が元ではないことは確かだと思います。
ドラゴンボールで悟空は「じゃん拳」をやっていましたが。
ほぼ国内でじゃんけんの形が統一されて安定してきたのですが、それでもローカルではいろいろあります。
「チョキは親指と人差し指で作るか」、「人差し指と中指か」、「かけ声は『じゃんけんぽん』か『じゃんけんホイ』か」など。
そして、日本のアニメが世界中で放送され、「あのアニメの中でやっている"じゃんけん"て何だ?」という感じで、徐々に世界に広がっていってます。
また、日本人が海外に出かけ、その影響で広まっていったといわれています。
今や「世界じゃんけん協会」というものまであるとか。
こうして、少しずつじゃんけんは世界に広がり、今では世界大会が開かれるほどになっているとのことです。
ただし、まだまだ決してみんながやっているわけではないですが、知っている人は知っている、やっている人はやっているというレベルです。
日本では「後出し」や「ズル」などを除いて
「じゃんけんに必勝法はない。あくまで平等。時の運」
と思われています。
しかし欧米人にとってじゃんけんは、遊びというより新しい知的なスポーツとして、マジメに「必勝法」が研究されています。
その「必勝法」は何か・・・
「同じ手を続けて出す(チョキ → チョキ、パー → パー、グー → グー)ことに人間は抵抗を覚える。その心理をついて、あいこの次はを出す」
「野球のバッターがピッチャーの癖や指の動きを見て球種を予想するように、相手の癖や筋肉の動きを見て予想する」
「いきなりじゃんけんする場合、人はチョキよりグーかパーを出しやすいので、パーを出すと勝つ確率が高い」
などです。
もちろん、これを知っていれば相手も同じことをするので通用しません。
ですが、何も考えずに適当にじゃんけんしている人(ほとんどの人がそうですが)相手なら、それなりに通用しそうな必勝法ですね。
実際、あるテレビ局がこの「じゃんけん必勝法」を収得させたレポーターとAKBじゃんけん選抜で優勝しセンターの座を勝ち取った内田眞由美を勝負させたら、レポーターが圧倒的に勝っていたという。
実は私この話の前からとある「必勝法」を自分の中で確立してきていました。
まあ、「必勝法」というよりも「負けない方法」とでも言いますでしょうか。
ただ、もうこの話をオープンにしてしまったので、読んだ方には効果がないかもしれません(後の言い訳を言って置きます)。
人生をじゃんけんにかける人はあまりいないと思いますが、ここぞという勝負どころ、大きな運命の分かれ道になるような時には、この「必勝法」を使ってみたらどうでしょうか(そんな大事はないと思いますが)。
なお、これを実際に使ってみて、実際負けたとしても私は一切責任取りませんので・・・悪しからず。