JR松本駅からJR大糸線に乗って、約1時間。そこには仁科三湖(にしなさんこ)と呼ばれる3つの湖の1つ、木崎湖があります。
仁科三湖は長野県大町市北部にある、青木湖(最北)、中綱湖(中間)、木崎湖(最南)の3つの湖の総称です。
「仁科」という地名については、「仁」は赤茶けたローム土壌、「科」は坂・段差のある地形を指すと考えられています。湖から約10km南の仁科神明宮(伊勢神宮の分社)がある宮本地区とその近辺を指す地名であったと考えられ、伊勢神宮領仁科御厨の御厨司(荘官)である豪族仁科氏が勢力を拡大するにつれ、この地方一帯が仁科と呼ばれるようになったと考えられています。
また、1996年にフジテレビ系列で放送されていた「白線流し」、1982年に公開された映画「男はつらいよ」シリーズの29作「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」、1976年公開の映画「犬神家の一族」などの映画のロケ現場にもなったことでもしられています。
ということで、「信州の変わった自動販売機を紹介します」のとりあえずの最終回です。
最寄り駅はJR信濃木崎駅、JR稲尾駅もしくはJR海ノ口駅です。その最寄り駅の1つのJR海ノ口駅の近くにコンビニ「Yショップニシ」があります。その店頭にあるのが、「ラブレターの自動販売機」です。
ラブレターの自動販売機は、2018年ころに店主さんがふと思いついて始めたものだそうです。その後、自分も書いてみたいという人が続々と現れて、じゃ、みんなで書いてみようと、自然発生的にワークショップを企画したこともあるそうです。
また、ラブレターの内容は、自由な発想で書かれているそうで、「いったいどんな人が、どんな思いで書いているのか。これ以上は申し上げない方がよろしいかと思います」とのことだそうです。
なお、手書きだけに、品切れの場合もあるそうです。
春には湖から近い居谷里湿原でさまざまな植物が見られ、6月ころには蛍が飛び交い、美しい自然に触れることができ、8月には木崎湖花火大会が催され、ひんやりした木陰の湖畔を求め、釣り、ヨットやキャンプなどができます。
11月ころは周辺の山々も紅葉して色づき、特に気温の下がった早朝には霧が発生し、乾燥した気候とあいまって、湖+霧+紅葉+青空というコントラストを見ることができます。また、冬にはスキー客でにぎわう白馬村に近く、木崎湖の近くにもサンアルピナ鹿島槍スキー場、ヤナバスキー場などがあり、多くの観光客や恋人たちも訪れます。
「うれしいと喜んでもらえるものをお届けできるといいですね」とはYショップニシの店主さんの想いです。
ラブレターというのは秘めた想いを届けるもの。そして、もらうとうれしいもの。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。