2年ぶりに開催される今年で第93回を迎える選抜高等学校野球大会。2020年は大会が中止となり、今年は有観客での開催になりました。
特に高校生に今秋のドラフト候補選手が多いといわれており、そんな選手たちの多くが選抜大会のグラウンドに立ちます。特に評価が高いのは、和歌山・市和歌山高の小園健太選手です。最速152km/hを誇る剛腕で変化球もよく、素材はNo.1との評判です。
大阪・大阪桐蔭高には最速150km/h左碗の松浦慶斗選手、154km/h右碗の関戸康介選手の2枚看板、野手でも池田陵真選手もプロ注目となっています。
愛知・中京大中京高の畔柳亨丞選手は最速151km/h、北海道・北海高の木村大成選手は最速145km/h、宮城・仙台育英高の伊藤樹選手は最速147km/hなど、好投手が揃っています。
そんな中で、個人的に勝手に注目高を挙げてみます。
■大阪・大阪桐蔭高
春の選抜大会は夏の選手権大会と違って、実戦経験が少ない中で本番を迎えるため、どうしても投手有利といわれます。となりますと、やはり、松浦選手と関戸選手の2枚看板を擁する大阪桐蔭高は優勝候補の筆頭でしょう。相変わらず、選手層は厚く、力も頭一つ抜けています。
■愛知・中京大中京高
大阪桐蔭高打線を抑えることができそうなのが、中京大中京高の畔柳選手でしょう。2020年の中日ドラゴンズからドラフト1位で指名された高橋宏斗選手よりも潜在能力は上ともいわれています。
■和歌山・市和歌山高
そして、やはり注目の絶対的エース・小園選手が引っ張る市和歌山高。中学時代からバッテリーを組む松川虎生選手は通算ホームラン31本をマークしていますが、ただ、全体的に打線が弱いのが不安材料ではあります。
さて、大阪桐蔭高は2017年と2018年で2年連続優勝しており、現在10連勝中です。大阪桐蔭高が優勝した場合、5連勝が加わるため、選抜大会15連勝となり、これまで大阪・PL学園高が第53回(1981年)1回戦~第54回(1982年)決勝、第56回(1984年)1回戦~準決勝に記録した14連勝を上回り、記録更新となります。
そして、中京大中京高は現在、優勝回数4回(歴代2位)であり、今大会で優勝しますと、歴代最多回数である愛知・東邦高の5回に並ぶことになります。
さらに、このどちらかが優勝となれば、選抜大会における都道府県別優勝回数が12回となり、現在、大阪府と愛知県の選抜優勝回数11回を超えて、単独トップとなります。
もう一つ、毎大会に期待するのが、「白河の関」越えとなる、北海道・東北勢の優勝です。選手権大会では、2004年に北海道・駒大苫小牧高が優勝していますが、選抜大会ではまだありません。さらに、東北勢ともなれば、仙台育英高は準優勝(第73回・2001年)が最高位です。
北海高の木村大成選手は最速145km/hの左腕、仙台育英高の伊藤樹選手は最速147km/hの右腕。この両投手の活躍にも注目したいです。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。