昨年、「次回、チャンスがあれば、読谷キャンプ一日というのもアリかなと思いました。(https://blog.goo.ne.jp/full-count/e/0b141cef9bb9c1fb4897e775d405a8b8)」ということで、沖縄・読谷村の中日ドラゴンズ二軍キャンプ見学をしてきました。
2月7日は偶然にも、中日ドラゴンズ vs. 沖縄電力の練習試合が組まれ、試合開始は13時。フライトは羽田空港からの朝便で、那覇空港到着は10時30分頃の予定であり、これはラッキーということもあり、沖縄到着日は読谷へとの予定にしましたが。
好事魔多し。フライトが30分くらい遅れ、事前の天気予報では曇り一時雨だったものの、那覇着時には雨。お昼ご飯も食べずに、オキハム読谷平和の森球場へ直行。
読谷は強い雨で平日にも関わらず駐車場は満車。それでも、駐車スペースをすぐに見つけることが出来、雰囲気的には試合は開始されている模様。試合開始時間そのものには間に合いませんでしたが、1回表の途中から、運よく屋根のあるバックネット裏から立ち見で観戦することが出来ました。
この日は事前のドラゴンズ公式Twitterなどではドラフト1位・石川昂弥選手が、初の対外試合で三番・サードでスタメン出場。さらに、二番には2019年ドラフト1位の根尾昂選手がショートでスタメン出場ということもあっての満員状態。守備では、三遊間を2人が守る布陣でもありました。
注目の第1打席はフルカウントまで粘ったものの根尾選手は空振り三振。石川昂選手もフルカウントまで粘ったものの見逃し三振。どちらも、スタンドからはため息が、聞こえてきました。
第2打席はともに3回裏。根尾選手はノーアウト二・三塁でセカンドゴロ、一応、打点を挙げ、今度はスタンドからは拍手。
なおも1アウト三塁での石川昂選手の打席では、ライトオーバーのタイムリー2ベースヒット。これには、スタンドからは拍手喝采でした。
守備では根尾選手は機会がありませんでしたが、石川昂選手は2つのゴロを無難に処理していました。
試合はドラゴンズが5-0とリードした5回表に、降雨のため打ち切りとなっていますが、この雨の中で、ここまで試合をやってくれたのは、私が観に行ったためではないでしょうけど。
沖縄電力00000x|0
中日 0500 |0(5回表降雨のため打ち切り)
根尾選手、石川昂選手ともにまだ実戦の機会を勝ち取っているのではなく、与えられている状態だと思います。よって、より内容、結果というものを求めていかないといけないでしょうけど、まだまだ焦る必要はないと思います。特に、根尾選手はもう少し時間がかかるかな、という感じでした。
一方で野手では、4年目の石垣雅海選手、3年目の高松渡選手、もはや中堅の遠藤一星選手のバッティングは2人よりも力強さがありました。
この日は与田剛監督も視察に訪れていたそうで、「(二番の)根尾と石川が並んだ打順は見応えがある。将来のうちのカラーにしていきたい。(三遊間でも並び)絵になるね」と喜コメントしていたようです。
現在、ドラゴンズはサードにゴールデングラブ・ベストナインの高橋周平選手、ショートにはゴールデングラブ級の京田陽太選手が定位置としており、根尾選手と石川昂選手が打順でも守備でも並ぶくらいの成長を見せてくれれば、本当に昇竜復活は近くなると思います。
それにしても、平日の大雨の中の練習試合。これだけのファンを呼べるということよりも、これだけ多くのファンが集まったことの方が驚きでした。
そして、読谷は、いつも雨・・・