広島六大学野球連盟とは、広島県内にある6校の大学で構成された大学野球リーグです。全日本大学野球連盟に所属しています。
2017年度秋季リーグは近大工学部が3季連続49度目の優勝を果たしました。初戦の広島修道大との一戦を落とすも、そこから怒涛の10連勝。全チームから勝点を奪う完全優勝を決めました。最優秀選手選手賞は攻守でけん引した坂本選手(三年・大社高)が初受賞。前田選手(三年・鹿児島実高)、小串選手(四年・東福岡高)とともに3人がベストナイン賞を受賞しました。投手陣では、エース・向井選手(三年・広島工高)が4勝、野村選手(三年・南陽工高)が3勝で、ともに防御率は0点台。投手が試合を作って、着実に1点を取りに行く試合運びで勝ち星を重ねました。
■所属リーグ 勝敗は2017年秋季リーグ戦
近畿大工学部 11試合10勝 1敗 0分 勝点5
広島修道大 12試合 9勝 3敗 0分 勝点4
広島大 11試合 5勝 6敗 0分 勝点2
広島経済大 10試合 4勝 6敗 0分 勝点2
広島国際学院大 10試合 4勝 6敗 0分 勝点2
広島工業大 10試合 0勝10敗 0分 勝点0
■優勝回数 2017年秋季リーグ終了時点
49回 近畿大工学部
25回 広島経済大
11回 広島修道大(旧:広島商科大)
11回 広島大
4回 広島国際学院大(旧:広島電機大)
2回 広島工業大
■歴史
1967年 西部地区大学野球連盟内に広島六大学野球連盟を設立
1968年 全日本大学野球選手権大会の出場枠に関して西部地区から独立
1984年 第15回明治神宮野球大会において近畿大学工学部が連盟代表初の準優勝
■対戦方法
春秋でそれぞれリーグ戦を行い、2戦先勝方式の総当たりによる勝ち点制で、引き分けは再試合になります。1勝1敗の場合は第3戦を行い決着を付けます。
■順位決定方法
勝ち点制
同一対戦校に勝ち越した場合に勝ち点1を獲得し、勝ち点が多い方が上位。勝ち点が同じ場合は全体の勝率比較によって順位を決定します。勝ち点も勝率も同じ場合は、優勝決定に関わる場合に限り、優勝決定戦1試合を行ないます。決定戦の成績はリーグ戦の成績に加算しません。
■試合会場
多くが加盟校の所有野球場を使用しますが、2007年秋から東広島運動公園野球場(アクアスタジアム)も使用しています。MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島も使用します。
■全国大会出場
近畿大工学部 全日本大学野球選手権 出場28回:ベスト4 4回
明治神宮大会 出場 9回:準優勝 1回
広島経済大 全日本大学野球選手権 出場13回
明治神宮大会 出場 4回
広島大 全日本大学野球選手権 出場 2回
明治神宮大会 出場 4回
広島修道大 全日本大学野球選手権 出場 6回
明治神宮大会 出場 2回
広島国際学院大 全日本大学野球選手権 出場 1回