今日も天気の悪い長野県です。この時期の雨は寒さも伴うことがありますので、濡れた後のケアを充分にしておきませんと、体調を崩しかねませんので注意が必要です。
さて、そんな天候の中、準々決勝の残り二試合が長野オリンピックスタジアムで行われました。
第一試合
二回に両チーム先制のチャンスを逃した後の、先制点は上田西高の三回表。1アウト三塁からのタイムリー2ベースで1点。その後、再び両チーム共に再三再四スコアリングポジションまでランナーを進めるものの、あと一本が出ずに試合は後半戦へ。上田西高は6回表に二番手ピッチャーを攻め、1アウト満塁から内野安打で1点追加し、押し出し、2ベースタイムリーなど一挙6点を挙げ、試合を一気に決めての7回コールド勝ちでした。
松本深志高はいつもの継投策が上手く行かず、攻撃もチャンスを活かせませんでした。
上田西 0010061|7
松本深志0000000|0(7回コールド)
第二試合
試合は立ち上がりから松商学園高ペース。小諸商業高は初回に2アウト三塁のチャンスを逃すと、5回までランナーを一人も出せず、しかもノーヒットに抑えられる。松商学園高は毎回ランナーを出してはいるものの、得点には繋げられず、待望の先制点は5回の裏。フォアボールをきっかけにノーアウト一・三塁から内野安打で先制。さらに1アウト二・三塁からのタイムリーでこの回2点をリード。追う小諸商業高は6回表の初ヒットを足掛かりに2アウト満塁から1点を返す。しかし、松商学園高は得点を重ねて6-1と5点をリード。
しかし、小諸商業高は8回に松商学園高のピッチャーの乱れと連打で4点を還し、9回には1アウトランナー二塁から2つの暴投で同点に追いつき、延長戦へ。その後も着実に得点を重ねて、準決勝へ進出しました。
松商学園高は終盤にピッチャーが乱れてしまったのが敗因でしょう。今までピッチャーが乱れても序盤だったため、打線の援護でなんとかなっていたものの、この大事な一番で一番恐れていたことが露呈してしまったのでしょうか。
小諸商業高は北信越出場をかけた一戦にエースの登板がありませんでしたが、ケガなどだったのでしょうか。
小諸商業0000010411|7
松商学園0000213000|6
この日の結果、北信越大会出場4チームが決定しました。公立校が3チーム、私立校が1チームと公立校の躍進が目立ちました。
中でも、飯山高は二試合連続のサヨナラ勝ち、長野商業高と小諸商業高は打線の爆発と力強さを見せています。
ここから先。秋の県王者がどこになるか。長かった県大会も後、二日です。