まだ、梅雨明けしていないものの、朝から青い空が見えます。遠くからは、セミの鳴き声が聞こえます。
朝7時30分。プレーボールまで2時間。そして、そのさらに2時間後には敗者と勝者に別れます。
終わりというものは、当たり前のように来るものです。積み重ねてきた長い月日が終わるのは、なんとあっけないものなのでしょうか。
第一試合
都市大塩尻高は2回、3回と先制チャンスを作ったものの1本が出ず、先制点を奪えません。一方の長野工高もランナーは出すものの、チャンスが作れません。0-0で迎えた5回に都市大塩尻高は2アウト満塁のピンチで痛恨の押し出しフォアボール。都市大塩尻高は中盤からはチャンスらしいチャンスはほとんど作れず、8回にも同点のチャンスを作ったものの、長野工高のエースに抑えられ、結局、押し出しのフォアボールでの1点を守り切った長野工高が四回戦に進出しました。
都市大塩尻000000000|0
長野工業 00001000x|1
第二試合
松本県ケ丘300100102|7
長野南 012000100|4
長野工高は良いピッチャーでした。そして、チームとしても良いチームでした。
ただ、ただ、一言。相手が強かったということです。
夏の長野大会 7月15日の試合結果
長野オリンピックスタジアム・三回戦
第一試合 松本工高 0-1 佐久長聖高 (延長15回)
第二試合 松川高 2-6 田川高
上田県営球場・三回戦
第一試合 小諸商高 6-2 長野高
第二試合 上田西高 3-2 長野商高
しんきん諏訪湖スタジアム・三回戦
第一試合 辰野高 0-23 東海大諏訪高 (5回コールド)
第二試合 長野日大高 0-9 松商学園高 (7回コールド)
長野オリンピックスタジアムでは松本工高と佐久長聖高が延長15回のまさしく死闘。こちらも満塁からの押し出しフォアボールが決勝サヨナラとなりました。
夏の長野大会 7月16日の試合予定
松本市野球場・三回戦
09:30 松本深志高 vs. 池田工高
12:00 松本美須々ヶ丘高 vs. 岩村田高
長野オリンピックスタジアム・三回戦
09:00 長野東高 vs. 阿南高
11:30 創造学園高 vs. 須坂高
上田県営球場・三回戦
09:30 松本蟻ケ崎高 vs. 上田千曲高
12:00 長野吉田高 vs. 岡谷南高
しんきん諏訪湖スタジアム・三回戦
09:30 飯田風越高 vs. 下諏訪向陽高
12:00 上伊那農高 vs. 飯山高
大会は15日で85校中、61校が姿を消しました。
並行して開催されている第62回全国高等学校軟式野球選手権長野大会2日目で、松商学園高が0-3で岡谷工高に敗退。
太郎の学童時のチームメイト、中学時のチームメイトで残っているのは1校一人のみ。
夢破れ、遥かなり甲子園は。
2017年の夏。甲子園にはたどり着けませんでした。けど、君たちは、自分たちの力で一歩、また一歩と近づいたのです。