プロ野球のキャンプが始まりましたが、主なキャンプ地となる沖縄県と宮崎県の緊急事態宣言と日本政府の緊急事態宣言の双方が解除されるまでの間、無観客で実施するという史上初の状況です。
これにともなって、我が中日ドラゴンズのドアラさんは2021年1月27日、球団公式YouTubeで沖縄で2月1日から始まる春季キャンプに行かないことを発表しています。
ドアラさんはスケッチブックに「2021年キャンプ 沖縄には行きません」と記しました。その後、「楽しみにしていた人達 申しわけありません」と謝罪していますが、別に謝ることもないと思いますが。
そもそも、無観客ですし、球団からは「チーム(監督・コーチ・選手・スタッフ等)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、チーム関係者以外の方々との接触を極力減らします。春季キャンプ期間中(試合日・練習日・移動日・休日)は、球場・練習施設周辺はもとより移動時の駅や空港、宿泊先においてもサインや写真撮影・握手等はご遠慮ください。プレゼントの受け渡し(郵送も含む)もお控えください。また、それぞれの施設において出待ちされることも他の施設利用者にご迷惑をお掛けすることとなりますので、選手への接触を含めご遠慮いただきますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。」と案内も出ていますので、ドラゴンズファンならず、プロ野球ファンの方や同時期に行われているJリーグのファンの方々などは良識的な行動をとることでしょう。
もちろん、どこからどう見ても善良なファンである私も、「2021年キャンプ 沖縄には行きません」ということにしました。
沖縄県にとって、プロ野球などの沖縄キャンプは観光の閑散期となる冬場の観光需要を取り込む一大イベントです。しかし、2021年はホテルで宿泊予約のキャンセルが続出していて、沖縄本島にあるホテルでは2020年末からキャンセルが入り、県が緊急事態宣言を検討との報道が出てから急増し、2月の宿泊予約が前年同月比で約70%減となっているそうです。さらに、プロ野球が「無観客」を決めてからさらにキャンセルが続出したとのことです。
別のホテルも宿泊予約が50%以上減っており、「1都3県の宣言による打撃もあったが、プロ野球キャンプがあると思って耐えていた。追い打ちをかける事態で経営の根幹を揺るがしかねない」とのことです。
2020年に私が宿泊したホテルの別館は、偶然にもドラゴンズの一軍が宿泊しており、朝の散歩や球場への出勤(?)時、夕食のときに姿を見かけることができました。
選手らが宿泊するあるホテルでは接客スタッフに対し、家族や同居人以外と極力接触しないよう指示を出し、自宅とスーパー、職場を往復する日々を送り、「館内で感染者を出さない対策を徹底している」といい、万が一感染した場合、ホテルの信用につながりかねないとの危機感もあり、感染が発覚した場合の隔離や行政機関への連絡体制などのフローチャートを用意して訓練しているそうです。
りゅうぎん総合研究所では、2019年春季キャンプの経済効果は約141.3億円。このうち宿泊費や飲食費、グッズ購入費、練習施設などのインフラ整備費などを合わせた直接支出は約92.8億円であり、沖縄県外からの観客による直接支出が全体の約84%と、大きな資源になっていました。
先日、沖縄県那覇市内の国際通りからのライブ配信をされている方のYouTubeを観ていましたが、2019年、2020年と私が訪問させていただいた様子は一変しており、お店のほとんどはシャッターが閉まっており、通りを歩いている人は数えるほどの寂しい状況でした。
それでも、沖縄の方々には迷惑かけられないですから、我慢できるものは我慢ですし、また、行けるようになれば行きたいと思っています。
さて、沖縄行きがなくなったドアラさんですが、代案として、「名古屋で何かしらオンライン等でやっていきます」と、ガッツポーズをしながら新企画を計画しているとのことです。そして、「今できる事をみんなもやりましょう!」と、エールを送っています。
また、「今、自分のできる事を。手洗い、うがい、気合い。なにかしら頑張ろう」とメッセージも送っています。
以上、ドアラさんとまっくろくろすけからのお知らせでした。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。