平成24年度 東筑摩塩尻中学校体育大会。中体連の塩筑大会です。
毎年、この時期であり天気が心配であり、今年も梅雨入りと同時の初日を迎えました。
昨夜から降り続いている雨のため、グランド整備に時間がかかり、30分遅れのプレーボール。
対戦相手は葡萄隊から多くのOBが入部しているS尻西部中。
二年前のこの大会での第三代表決定戦の一戦が今でも思い出されます。
初回は共に三者凡退で始まった。
二回のK陵中の攻撃はノーアウトでヒットのランナーを送り、2アウト後にフォアボールもあっての一・二塁の先制機を活かせず無得点。
その裏は同じようにノーアウトでヒットのランナーを許し、2アウト後のデッドボールで一・二塁のピンチを迎えるが、後続を打ち取り無失点。
三回、四回は三人ずつで攻撃が終わる。
無理しきる雨の中の前半戦の攻防はまったくの互角。
グランドコンディションの悪い中、両チームともミスなく戦っている姿は立派なもの。
こういう試合の中ではやっぱり先制点が欲しいもの。
五回のK陵中は、二回以降久しぶりに1アウト後からヒットが出て、ランナーを2アウト二塁とする。次のバッターの打球はファースト横へのゴロ。ぬかるみで難しくなったゴロをはじいたものの一塁はアウト。
その裏の守り。先頭バッターをフォアボールで出し、次のバッターの打球はレフト左へのヒット。打球がはじかれ一塁ランナーが一気に三塁を狙ってきたが、レフト-サードへ送球で一塁ランナーはタッチアウト。その後、2アウト二塁とされるものの、この回も守りきり無失点。
六回も両チーム無得点で0-0のまま最終回。
七回表のK陵中の攻撃は1アウトからフォアボール2つで一・二塁のチャンス。次のバッターが送り、2アウトとしながら二・三塁。そして次のバッターもフォアボールで満塁。1ストライクの後の投球がヒットバイピッチ(デッドボール)となり、待望の1点を手に入れる。次のバッターはカウント3-2と粘り、ランナーが一斉スタート、打球は内野ゴロ。ここで両チームで最初のミスが出て、ランナー一掃の3点を追加し、この回4点。
最後の守りは何事もなかったかのように三人できっちりと締めて一回戦勝利。
K陵中
000 000 4 = 4
000 000 0 = 0
S尻西部中
運も味方してくれたような感じです。
自らのミスなどによって最後までそのツキを手放さずに、試合を運んで行ったことが最終回に繋がって行ったのだと考えます。
そして、得点に絡んだ送りバント、ヒットバイピッチ(デッドボール)、相手のミスを読んだ内野ゴロ。完封したピッチャーは三年生。
それ以外の三年生全員の気持ちが、この勝利に繋がった要因でしょう。
Aブロック最難関ともいえる一戦に勝利。ただし、次の試合(第二試合以降は雨のため翌日以降へ順延)に勝たねば、中信地区出場が決まりませんから、気を緩めるわけにはいきません。
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まっくろくろすけ
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