2024年3月の終わりとともに、いよいよプロ野球が開幕となります。ということで、今年もこの時期にチームスローガン/キャッチフレーズをご紹介します。
毎年、毎年、どストレートだったり、しゃれっ気満載で、笑いを取りに行ったり(?)と、いろいろな思いが込められたスローガン/キャッチフレーズになっています。
■阪神タイガース
2024年:A.R.E.GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)
リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける2024年も挑み続ける阪神の姿勢をスローガンにしたのが「A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)
2023年:A.R.E.
2022年:イチにカケル!
2021年:挑・超・頂 -挑む 超える 頂へ-
2020年:It’s 勝笑 Time!オレがヤル
2019年:ぶち破れ!オレがヤル
2018年:執念 Tigers Change 2018
2017年:挑む Tigers Change
2016年:超変革 Fighting Spirit
2015年:Go for the Top as One
■広島東洋カープ
2024年:しゃ!
このキャッチフレーズは「勝(しょう)しゃ」になるという強い意志と、「がむしゃら」に戦う決意を込めたとのこと。
新井貴浩監督:
今日ファン感謝デーにお越しいただいているたくさんのファンの皆様に、来シーズンの「しゃ!」というキャッチフレーズを聞いていただいたときの反応というのは、本当に素晴らしい反応だったと思います。本当に斬新なキャッチフレーズだなと。いまからやる気になっております。もちろんファンの皆様にもたくさん「しゃ!」というふうに喜んでいただきたいと思いますし、後ろに全選手いますけれど、私をたくさん「しゃ!」と喜ばせてほしいなと思います。選手のみなさん、よろしくお願いいたします!
2023年:がががが がむしゃら
2022年:ガツガツGUTS!
2021年:バリバリバリ
2020年:たった今 このAKAの子 舞たった
2019年:水金地火木ドッテンカープ
2018年:℃℃℃(ドドドォー!!!)
2017年:カ舞吼!−Kabuku−
2016年:真赤激(まっかげき)
2015年:常昇魂 RED RISING
※球団発表は「スローガン」ではなく「キャッチフレーズ」
■横浜DeNAベイスターズ
20204年:横浜進化
三浦大輔監督:
昨シーズンは「横浜頂戦」のスローガンを掲げ、25年ぶりの優勝を目指して戦いました。球団として初めて 交流戦で優勝することができましたが、レギュラーシーズンは3位という悔しい結果となりました。これまで積み上げてきたものに加え、個々がさらに成長を続けてチームとして進化していく、そんな思いを込めて、今シーズンは「横浜進化」をスローガンとすることに決めました。 チーム・ファン・スタッフ一丸となり、リーグ優勝・日本一に向けて今シーズンの戦いに臨みます。 ヨ・ロ・シ・ク!
2023年:横浜頂戦
2022年:横浜反撃
2021年:横浜一心
2020年:NEW GENERATION IS HERE.
2019年:Go Beyond the Limit.
2018年:VICTORY is within US.
2017年:THIS IS MY ERA
2016年:WE PLAY TO WIN
2015年:導
■読売ジャイアンツ
2024年:新風 ~GIANTS CHALLENGE~
阿部慎之助新監督:
巨人軍は今年、90周年を迎えます。チームが一つになって失敗をおそれずに挑戦し、伝統ある巨人軍に新しい風を吹き込むという決意をスローガンに込めました。優勝、日本一を成し遂げるためにはチームは進化し、変わっていく必要があります。私も変わりますし、選手たちも変わります。固定観念にとらわれず、胸襟を開いて意見を聞く「オープン・マインド」の姿勢で日々成長し、風通しのいい組織にしたいと思っています。巨人軍を支えていただいているのは、ファンの皆さまの応援です。熱い戦いをお見せし、ファンの皆さまに愛されるチームを目指します。新しい巨人軍にご期待ください。
2023年:奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~
2022年:不屈~GIANTS EVOLUTION~
2021年:1Team!~和と動
2020年:Show The Spirit~和と動
2019年:Show The Spirit~和と動
2018年:奮輝 ~GIANTS PRIDE 2018~
2017年:新化 ~GIANTS PRIDE 2017~
2016年:一新 ~GIANTS PRIDE 2016~
2015年:Show The Spirit~新成
■東京ヤクルトスワローズ
2024年:ヤり返せ! TEAM SWALLOWS 2024
髙津臣吾監督:
昨年は、球団史上初のリーグ3連覇、日本一奪還を目標に掲げスタートしましたが、非常に悔しい結果となった2023年でした。この悔しさを晴らすため、強くなるために変化を恐れずに臨む今シーズン。「必ずやり返すんだ!」という強い気持ちを持ち、リーグ優勝・日本一奪還を再び目指して戦います。今シーズンも皆さまの熱いご声援をよろしくお願いいたします。
2023年:さあ、行こうか!TEAM SWALLOWS 2023
2022年:熱燕 -NEXT STAGE-
2021年:真価 進化 心火
2020年:NEVER STOP 突き進め!
2019年:KEEP ON RISING 躍進
2018年:Swallows RISING 再起
2017年:目を覚ませ! Snap out of it
2016年:つばめ進化
2015年:つばめ改革
■中日ドラゴンズ
2024年:勇龍突進
勇敢に突き進むという意味を込めるとともに、我々は挑戦者でもあるため、「Always be a challenger!」と意味が込められている
2023年:All for Victory ~すべては勝利のために~
2022年:All for Victory ~すべては勝利のために~
2021年:昇竜復活 その先へ
2020年:昇竜復活
2019年:昇竜復活 WITH BLUE
2018年:原点回帰 Dragons愛!
2017年:原点回帰~ゼロからのスタート~
2016年:竜魂燃勝
2015年:強竜再燃 stand hard
■オリックス・バファローズ
2024年:おりふぉーWW
パ・リーグ3連覇を果たしたオリックス・バファローズ。揺るぎない自信を手にしたチームは、さらなるステージに挑む。4年連続の“V”と日本一奪還に向けておなじみの合言葉は進化する。今シーズン、勝利の雄叫びは「おりふぉーWW」
2023年:We Can Do It!
2022年:全員でW(笑)おう!!
2021年:ガッチリMAX!
2020年:B INNOVATION #超革新系
2019年:Be Aggressive #超攻撃型
2018年:BRAVE SPIRIT 勇猛果敢
2017年:野球まみれ 一勝懸命2017
2016年:俺のオリックス
2015年:輝氣(かがやき)2015 輝こう、一緒に。
毎年、毎年、どストレートだったり、しゃれっ気満載で、笑いを取りに行ったり(?)と、いろいろな思いが込められたスローガン/キャッチフレーズになっています。
■阪神タイガース
2024年:A.R.E.GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)
リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける2024年も挑み続ける阪神の姿勢をスローガンにしたのが「A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)
2023年:A.R.E.
2022年:イチにカケル!
2021年:挑・超・頂 -挑む 超える 頂へ-
2020年:It’s 勝笑 Time!オレがヤル
2019年:ぶち破れ!オレがヤル
2018年:執念 Tigers Change 2018
2017年:挑む Tigers Change
2016年:超変革 Fighting Spirit
2015年:Go for the Top as One
■広島東洋カープ
2024年:しゃ!
このキャッチフレーズは「勝(しょう)しゃ」になるという強い意志と、「がむしゃら」に戦う決意を込めたとのこと。
新井貴浩監督:
今日ファン感謝デーにお越しいただいているたくさんのファンの皆様に、来シーズンの「しゃ!」というキャッチフレーズを聞いていただいたときの反応というのは、本当に素晴らしい反応だったと思います。本当に斬新なキャッチフレーズだなと。いまからやる気になっております。もちろんファンの皆様にもたくさん「しゃ!」というふうに喜んでいただきたいと思いますし、後ろに全選手いますけれど、私をたくさん「しゃ!」と喜ばせてほしいなと思います。選手のみなさん、よろしくお願いいたします!
2023年:がががが がむしゃら
2022年:ガツガツGUTS!
2021年:バリバリバリ
2020年:たった今 このAKAの子 舞たった
2019年:水金地火木ドッテンカープ
2018年:℃℃℃(ドドドォー!!!)
2017年:カ舞吼!−Kabuku−
2016年:真赤激(まっかげき)
2015年:常昇魂 RED RISING
※球団発表は「スローガン」ではなく「キャッチフレーズ」
■横浜DeNAベイスターズ
20204年:横浜進化
三浦大輔監督:
昨シーズンは「横浜頂戦」のスローガンを掲げ、25年ぶりの優勝を目指して戦いました。球団として初めて 交流戦で優勝することができましたが、レギュラーシーズンは3位という悔しい結果となりました。これまで積み上げてきたものに加え、個々がさらに成長を続けてチームとして進化していく、そんな思いを込めて、今シーズンは「横浜進化」をスローガンとすることに決めました。 チーム・ファン・スタッフ一丸となり、リーグ優勝・日本一に向けて今シーズンの戦いに臨みます。 ヨ・ロ・シ・ク!
2023年:横浜頂戦
2022年:横浜反撃
2021年:横浜一心
2020年:NEW GENERATION IS HERE.
2019年:Go Beyond the Limit.
2018年:VICTORY is within US.
2017年:THIS IS MY ERA
2016年:WE PLAY TO WIN
2015年:導
■読売ジャイアンツ
2024年:新風 ~GIANTS CHALLENGE~
阿部慎之助新監督:
巨人軍は今年、90周年を迎えます。チームが一つになって失敗をおそれずに挑戦し、伝統ある巨人軍に新しい風を吹き込むという決意をスローガンに込めました。優勝、日本一を成し遂げるためにはチームは進化し、変わっていく必要があります。私も変わりますし、選手たちも変わります。固定観念にとらわれず、胸襟を開いて意見を聞く「オープン・マインド」の姿勢で日々成長し、風通しのいい組織にしたいと思っています。巨人軍を支えていただいているのは、ファンの皆さまの応援です。熱い戦いをお見せし、ファンの皆さまに愛されるチームを目指します。新しい巨人軍にご期待ください。
2023年:奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~
2022年:不屈~GIANTS EVOLUTION~
2021年:1Team!~和と動
2020年:Show The Spirit~和と動
2019年:Show The Spirit~和と動
2018年:奮輝 ~GIANTS PRIDE 2018~
2017年:新化 ~GIANTS PRIDE 2017~
2016年:一新 ~GIANTS PRIDE 2016~
2015年:Show The Spirit~新成
■東京ヤクルトスワローズ
2024年:ヤり返せ! TEAM SWALLOWS 2024
髙津臣吾監督:
昨年は、球団史上初のリーグ3連覇、日本一奪還を目標に掲げスタートしましたが、非常に悔しい結果となった2023年でした。この悔しさを晴らすため、強くなるために変化を恐れずに臨む今シーズン。「必ずやり返すんだ!」という強い気持ちを持ち、リーグ優勝・日本一奪還を再び目指して戦います。今シーズンも皆さまの熱いご声援をよろしくお願いいたします。
2023年:さあ、行こうか!TEAM SWALLOWS 2023
2022年:熱燕 -NEXT STAGE-
2021年:真価 進化 心火
2020年:NEVER STOP 突き進め!
2019年:KEEP ON RISING 躍進
2018年:Swallows RISING 再起
2017年:目を覚ませ! Snap out of it
2016年:つばめ進化
2015年:つばめ改革
■中日ドラゴンズ
2024年:勇龍突進
勇敢に突き進むという意味を込めるとともに、我々は挑戦者でもあるため、「Always be a challenger!」と意味が込められている
2023年:All for Victory ~すべては勝利のために~
2022年:All for Victory ~すべては勝利のために~
2021年:昇竜復活 その先へ
2020年:昇竜復活
2019年:昇竜復活 WITH BLUE
2018年:原点回帰 Dragons愛!
2017年:原点回帰~ゼロからのスタート~
2016年:竜魂燃勝
2015年:強竜再燃 stand hard
■オリックス・バファローズ
2024年:おりふぉーWW
パ・リーグ3連覇を果たしたオリックス・バファローズ。揺るぎない自信を手にしたチームは、さらなるステージに挑む。4年連続の“V”と日本一奪還に向けておなじみの合言葉は進化する。今シーズン、勝利の雄叫びは「おりふぉーWW」
2023年:We Can Do It!
2022年:全員でW(笑)おう!!
2021年:ガッチリMAX!
2020年:B INNOVATION #超革新系
2019年:Be Aggressive #超攻撃型
2018年:BRAVE SPIRIT 勇猛果敢
2017年:野球まみれ 一勝懸命2017
2016年:俺のオリックス
2015年:輝氣(かがやき)2015 輝こう、一緒に。
■千葉ロッテマリーンズ
2024年:自分たちを超えてゆく。
吉井理人監督:
成功しても失敗してもその日のうちにしっかりと振り返って次に行うべきことを考え、決めて一歩ずつ前に進んでいきたいという思いがこもっています。日々成長。自分たちを超えてゆく。それがアスリートの基本です。結果とはその先に待っているものです。
2023年:今日をチャンスに変える。
2022年:頂点を、つかむ。
2021年:この1点を、つかみ取る。
2020年:突ッパ!
2019年:マウエ↑
2018年:マクレ
2017年:翔破~限界を超えろ!~
2016年:翔破~熱き心で!~
2015年:翔破~熱く!勇ましく!!泥臭く!!!~
■福岡ソフトバンクホークス
2024年:VIVA
小久保裕紀監督:
一人ひとりが美意識を持ちながら自己成長して一つのチームとして結集して、高い壁、3年間優勝できていない壁を打ち破っていく。あとは言葉の響き、これを合言葉と言いますか、言葉的にもわかりやすい、明るい前向きに掛け声でVIVAです。強いチームを作る、取り戻す。その中に個人が少し美意識というものを自分の中で持ちながら、高い壁に挑むシーズン。最終的には勝って、ファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいというシーズンにしたい。その思いだけです。
2023年:鷹!鷹!鷹!(おう!おう!おう!)
2022年:もっと!もっと!もっと!
2021年:鷹く!
2020年:S15(サァイコー!)
2019年:奪Sh!(ダッシュ)
2018年:もう1頂!(もういっちょ)
2017年:1(ワン)ダホー!
2016年:熱男2016
2015年:熱男(アツオ)
■埼玉西武ライオンズ
2024年:やる獅かない
松井稼頭央監督:
「やるしかない」という言葉は、 私自身が昨シーズンの悔しい結果を受けて強く感じた思いであり、自然と出てきた言葉でありました。また、昨年の秋季キャンプでは、チームとしての課題解決のために、個の成長にも力を入れたなかで、選手が自分で考え、自分のために取り組んでくれました。そのような選手たちの自立と成長を見るなかで、チームとしても強い決意を持つために、今シーズンのチームスローガンを決めました。今年はまさに優勝するしかないという強い覚悟をもって、選手たちと共に春季キャンプ、そして新シーズンへ向けて取り組んでいきたいと思います」
2023年:走魂
2022年:Change UP!
2021年:BREAK IT
2020年:Leolution!
2019年:CATCH the GLORY 新時代、熱狂しろ!
2018年:CATCH the FLAG 2018 栄光をつかみ獲れ!
2017年:CATCH the ALL つかみ獲れ!
2016年:BEAST!強く、猛々しく。
2015年:ガチ!マジ!LIONS 2015
■東北楽天ゴールデンイーグルス
2024年:いただき!
今江敏晃監督がこだわる「頂点」という言葉から取った一文字「頂(いただき)」。シーズン最上の目標、「頂」である「優勝」、そして「日本一」を示す。同時に、その高い「頂」を目指すために選手一人ひとりが個性を出し、コミュニケーションを取ってお互いに高め合いながら、チーム一丸となることが重要。「いただき!」という言葉は、「頂」への道中で、士気を高める合言葉。ファンとともに、「頂」の景色を眺められるように、お見せできるように。想いを一つに、「頂」に向かって駆け登っていく。
2023年:鷲が掴む!
2022年:譲らない!
2021年:一魂(いっこん)日本一の東北へ
2020年:NOW or NEVER いまこそ 日本一の東北へ
2019年:RESTART! 日本一の東北へ
2018年:日本一の東北へ
2017年:Smart & Spirit 2017 東北・夢・再び
2016年:Smart & Spirit 2016 夢と感動
2015年:Smart & Spirit 2015 一致団結
■北海道日本ハムファイターズ
2024年:大航海
新庄剛志監督の発案でファンから募集。創設50周年の節目のシーズンを「大航海」とともに戦っていく。
2023年:新時代 FANS ARE OUR TREASURE
2022年:ファンは宝物
2021年:01karat~イチカラ~
2020年:羽撃く(はたたく)
2019年:驀進(ばくしん)
2018年:道 -FIGHTERS XV-(ふぁいたーずふぃふてぃーん)
2017年:F-AMBITIOUS(ファンビシャス)
2016年:爆ぜる(はぜる)
2015年:EZOlution(エゾリューション)
たくさんの想いが込められたスローガン/キャッチフレーズのもとで、今シーズンはどんなドラマを繰り広げていくのでしょうか。
待ちに待った開幕は数時間後です。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。