練習試合とは言っても、同一リーグで、しかも昨年までは熱い最下位争いを演じていたベイスターズとの一戦。この試合のドラゴンズは良いところがありませんでした。ただただ、イニングを進めているだけという感じ。試合の中での個々の工夫が見えませんでした。
横浜131000001|6
中日000000100|1
ドラゴンズは主に前日の練習試合の後半出場組が先発出場のオーダーです。対するベイスターズも主力の一部はお休みというメンバーが先発出場でした。
ベイスターズ
(二三) 飛雄馬
(左) 荒波-桑原
(一) ロペス-白根
(三) ロマック-(二) 山下幸
(右) 関根
(中) 渡邊雄
(遊) 倉本
(指) 松本啓-柴田
(捕) 高城-嶺井
(投) 山口-井納-小林-須田-平田
ドラゴンズ
(右) 古本-(二) 亀澤
(中) 大島-藤井
(一) 森野-福田
(指) ビシエド-エルナンデス
(左) ナニータ-(右) 平田
(三) 高橋
(二) 堂上-(遊) 遠藤
(捕) 木下-加藤
(遊) 阿部-(左) 井領
(投) 小熊-又吉-岡田-大場-福谷-小川-田島
ドラゴンズの注目はキャッチャーの木下選手です。
高知高校では二年春からキャッチャーとして出場し、二年と三年の夏に甲子園に出場しています。法政大学では三年春に六大学ベストナインに選出され、トヨタ自動車では一年目から試合出場し、日本選手権優勝に貢献しています。2015年のドラフト会議において3位指名を受けて入団しました。
投げたピッチャーとの兼ね合いもあるでしょうけど、遠慮したようなリードでした。パスボールも一つありましたしね。でも、二打席目にはラッキーなプロ初ヒットを記録。なかなかすぐにこれから勉強していくことで、きっと成長してくれると思っています。交代後には谷繁監督の隣で話をしている姿がありました。
野球の神様、どうか、 古田敦也さんのような選手になるようにお願いします。(-人-)
ピリッとしないピッチャー陣の中では大場選手のピッチングに期待しました。
結果的には1イニング1デッドボールで無失点に抑えたのですが、直前に投げた岡田選手のキレやコントロールに比べるとちょっと見劣ってしまいます。問題のコントロールはあまり改善されていませんでした。まだ先発として使うのか中継ぎとして使うのかは判りませんが、今の状態ではちょっと厳しいと思えます。
野球の神様、どうか、 河原純一さんのような選手になるようにお願いします。(-人-)
もう一人、復活を期待する福谷選手。
昨シーズンはセットアッパーの又吉選手と共に終盤の逆転劇を演出してくれ、後半はほとんど二軍暮らしでした。この日は球数は少なかったものの、ピッチング自体はストレートは147km/h出ていましたし、コントロールもばらつきはありませんでした。クローザーとしての復活に期待が持てそうです。
野球の神様、どうか、 郭源治さんのような選手になるようにお願いします。(-人-)