昨春から始めた半期リーグ戦も
なんとか第3回が終わました
〝祭りのあと〟の秋の気配
ちょっと寂しいですね
わたしは、今回初めて
「規定打席達成」となりました
ぜんぶで33局打って20勝13敗
勝率にして6割6厘です
昇格基準6割6分6厘には未達
打ちたい手をいろいろ試し
上手く行ったり、しくじったり
勝ったり、負けたりでしたが
おおむね楽しく打てました
世話人業務で中座するため
投了したこともしばしばですが
これはやむ負えない?
でも前回例会では
「今は対局中ですから
あとにしてください」
とはっきりいいました
世話人のあり方を変えるために――
ともかくも
〝地域同好会五段〟
という立ち位置は
居心地がよろしいです
しばらくはこのポジションで
学んでいこうと思っています
◇
一連の半期リーグ戦で
好成績にて昇段の
某四段さんから
「ひとつ昇段したら、
ちっとも勝てなくなった。
ひとつ段位を下げてほしい」
といわれました
絶句です
「それはなりません
勝率五割になるよう
勉強してくださいね」
(碁会場での公式発言です)
「しばらく様子をみて
どうしても駄目なら
またその時に考えましょう」
(あとから小声で申し上げました)
来年度以降の世話人皆さんが
どう判断されるのでしょうか
ガチンコ勝負で
何が何でも勝ちまくり
昇格するのがいいのか
それとも――
自身でよく考えてみてください
(対局記録カードは、新しいものを上に重ねて全て記録・保存してください。古いカードを捨ててしまうと、判断材料がなくなります。特例としての降段の申し出には応じられません。悪しからず)
注:プロアマ問わず、段級位の降格は通常ありません
段級位は「格付け」であって、棋力とはニアイコール
▲わたし漂流男の対局記録カードです。最後の方は、勝ち過ぎだったかもしれません。実力不足なのに、昇段してしまうところでした。あぶない、あぶない。それと、「精勤者に〝たくさん参加してくださいましたで賞〟として贈呈した千円図書カード」ですが、自分の分を購入するのを忘れていました。これも、あぶない。
前回から昇格者への副賞(図書カード)はなし、としました。勝って勝ってさんざん賞金稼ぎをしても、指導碁を打たない、と公言する高段者に対する警告(イエローカード)の意味合いもあります。点数制推進論者に多くみられる傾向として、勝敗至上主義があります。「ヘボ碁打ちとは打たない」という人を優遇することは、親睦碁会の健全性を損なうことになります。コロナを機に、会の体質改善を強く推進するのが、わたしの基本姿勢です。行き過ぎたミーイズムに喝!
誤解されると困るのですが、わたしは「点数制」そのものを、100㌫否定しているのではありません。数年に一度、段級位を実態にあわせて微修正するため、イベントとして導入するが良いのではないか、と思っています。それを「全ての例会で実施」となると、親睦要素の強い地域碁会ではムリがある。ここ数年、碁会がギクシャクしたのは、これも一因だろうとにらんでいます。カード記録参加者が低迷したのも、このあたりのニュアンスが正しく伝わらなかったのでしょう。