【インタビューの「気になる言葉」、アレレ~のレの巻】
■話言葉は、取り消しができません。
■新聞・雑誌など活字媒体のように次号で「訂正文」を出すのもどうかと思いますが、番組内で「御免なさい。間違っていました。〇△と訂正します」としなければ、そのままスルーになっちゃいます。
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■政治家の失言・暴言・妄言(本音→のちにウソ訂正)は論外としても、それ以前に「取材する側」にも日本語の素養が問われますね。
■駆け出しのアナウンス室員が「へま」をやらかすのは仕方がないとしても、入社から10年とか20年とかのベテランではいだたけません。
■ところで、とても公共の電波に出すに堪えない日本語を話しているヒト(ナントカ評論家・コメンテーター・その他タレントたち)なら、それも一興と認識いたしましょう。
■ただし決してマネをせぬように! 巷に広まり定着してしまっては、やがて辞書が「新たな日本語」とせざるを得なくなってしまいますゆえ。
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■さて、日曜午前中の報道番組がまもなく始まります。
放送各社の「商品品質管理」の巧拙はいかに?
よくよく観察しましょう。
以上、今春発行の日本新聞協会の小冊子からピックアップしました
・実際の放送で出現した「間違い表現」事例で解説
・15年前に初版発行された“敬語の取扱説明書”の改訂版
・編集は新聞用語懇談会放送分科会
・定価 300円(税別)
・定価 300円(税別)
日本新聞協会 新聞103、通信4、放送22の計129社が加盟