【小泉栄基プロの場合 の巻】
黒 10の六
■黒は中央に一間トビ。
陣地が増えるわけではありません。
しかし白を分断しているので、どちらかが取れるかも。
取れなくとも、黒の大軍のなかで、もがけばボロが出ます。
黒の地がまとまっていけばいいのです。
それを、どう勝ちに結び付けるかです。
3の三 実利にこだわりすぎ
16の八 守り主体で迫力不足
6の十三 交点だが次点
10の十七 よくある好点だが大局的には疑問
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メル友の答えを掲載します。(到着順)
皆さん、だんだんとプロの感覚に近づいてきたかな?
【上級Aさん】
黒逃げと白の分断で10-六では?
【級位Bさん】
着点:10の六では如何でしょうか?
理由:両サイドの白を分断し、攻め入れる為
「ら・マンタの男」
【高段Cさん】
① 10-六 飛び
② 白としてはここを裂いて来られるのが一番辛そう。
にわとり
【高段Dさん】
10の六の一間飛び。
8の五に覗いて9の七に桂馬に飛び出すのも有力ですが、
初心に帰って素直に10の六の一間飛びにします。
ところで小泉栄基プロは私より3歳も年上ですが、
囲碁の世界は定年がなく生涯現役で良いですね。
ごねうなぎ
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【有段 漂流男】
①着点=黒10の六
②理由=上辺星の黒1子が飲み込まれると苦しい。
一間トビで逃げると、白は分断され、相手が苦しくなる。