【「十訣」その意味の巻】
唐代の名手、王積薪の「囲碁十訣」
不得貪勝 (むさぼって勝とうとしてはいけない)
入界宜緩 (敵の勢力圏では、緩やかにすべし)
攻彼顧我 (攻める時には、自分を顧みよ)
棄子争先 (石を捨てて、先手を取れ)
捨小就大 (小を捨て、大を取れ)
逢危須棄 (危うくなれば、捨てるべし)
慎勿軽速 (足早になりすぎるのを慎め)
動須相応 (敵の動きに応じるべし)
彼強自保 (敵が強ければ、自らを安全にすべし)
勢弧取和 (孤立している時には、穏やかにすべし)