囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

激突!攻めとシノギ

2019年06月19日 | 【カベ突破道場】
 
 
 
 
昭和58年の見所満載の一局の巻】
 

先番 趙 治勲 十段
   加藤正夫 王座
 5目半コミ出し
 277手完、白半目勝ち

■棋界最大勢力「木谷実」門下の兄弟弟子。とにかく対照的な二人の棋風です。
 
■厚く打って最後は大石を撲殺する「殺し屋・加藤」。
 
■稼ぐだけ稼いで後からドカーンと突入して荒らす「シノギの鬼才・チクン」。
 
■棋譜を「眺める」だけでは分からなかったことが、「並べる」とアレアレッと思わせてくれる手が出てきます。
 
■2年以上前から時々並べていますが、きょうで17回目になります。
 
■要した時間は20分ほど。
 
■怖くて打てない手がありますが、「ここは、こう打つモノなんだ」と自問自答しながら並べています。いずれ手が自然と「行くべき地点に行く」ことを願って。
 
 
▼並べた期日の記録。
結構サボってます。2017年11回、昨年4回、今年2回。好きな碁なので、並べてみたくなったら並べます。これから50回ぐらいはいくかもしれません。
 
 
 
 
 

▼序盤
 
 
 
 
 
 
 
▼中盤から終盤

 
 
 
▼終局
 
 
▼整地
 
 


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