【昭和58年の見所満載の一局の巻】
先番 趙 治勲 十段
加藤正夫 王座
加藤正夫 王座
5目半コミ出し
277手完、白半目勝ち
277手完、白半目勝ち
■棋界最大勢力「木谷実」門下の兄弟弟子。とにかく対照的な二人の棋風です。
■厚く打って最後は大石を撲殺する「殺し屋・加藤」。
■稼ぐだけ稼いで後からドカーンと突入して荒らす「シノギの鬼才・チクン」。
■棋譜を「眺める」だけでは分からなかったことが、「並べる」とアレアレッと思わせてくれる手が出てきます。
■2年以上前から時々並べていますが、きょうで17回目になります。
■要した時間は20分ほど。
■怖くて打てない手がありますが、「ここは、こう打つモノなんだ」と自問自答しながら並べています。いずれ手が自然と「行くべき地点に行く」ことを願って。
▼並べた期日の記録。
結構サボってます。2017年11回、昨年4回、今年2回。好きな碁なので、並べてみたくなったら並べます。これから50回ぐらいはいくかもしれません。
▼序盤
▼中盤から終盤
▼終局
▼整地