囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

「鈴之佑、頑張れ」

2019年06月19日 | ●○●○雑観の森

 

凶悪事件報道で祈ることの巻】

■ニュースは、受け取る側にとって「時空が近く」「自分の生活との関わりが多い」ほどにリアリティーあり、関心が高くなってしまうものだ。

■大阪・吹田(すいた)拳銃強奪事件で、背後から襲われた若い巡査。面識はないが、わが子と同世代。わたしたち夫婦は若い頃、桃山台駅もよりの「東豊中」に住んでいたので、よく遊んだ公園や商業施設などが事件現場近くにある。それだけに報道の一つ一つに敏感になっている。

■記事には、古瀬巡査は「交番の陰から飛び出した容疑者に背後から襲われた」「背中や胸などを7カ所以上刺された」とある。

■何たること! 読んでいるうちに目頭が熱くなってきた。(体のあちこちの部品が老朽化で痛んできて「こういうこと」がしばしば起きて困る。それはともかく――)

■「鈴之佑、頑張れ」

 

■古瀬巡査 関連記事

大阪府吹田市の交番で警察官が刺されて拳銃を奪われた事件で、府警は18日、意識不明の重体だった古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が手術を受け、快方に向かっていることを明らかにした。

大阪府吹田市の交番で古瀬鈴之佑巡査が襲撃された事件で、宮崎市で合宿中のラグビー日本代表がラガーマンだった古瀬巡査を元気づけようと立ち上がった。18日、日本ラグビー協会のツイッターに激励の動画メッセージを掲載。同い年で小学生時代に福岡県のチームで一緒にプレーした布巻峻介(パナソニック)の「鈴之佑」とのかけ声に合わせ、全員で「頑張れ」と呼び掛けた。

古瀬巡査は高校時代、佐賀市の高校ラグビー強豪校、佐賀工のウイングとして、第89、90回全国高校ラグビーフットボール大会にも出場した。当時からラグビー部を指揮する小城博総監督は「犠牲、奉仕、敢闘の精神を持っている人間だ。何とか生き延びてくれ」と切実に語った。また、福岡県朝倉市の実家近くに住む熊谷春男さん(82)は「高校の部活が休みの時にはどぶ掃除とかも手伝ってくれて、礼儀正しい子だった。人から恨まれるような子ではない。命だけは助かってほしい」と表情を曇らせた。

福岡県朝倉市出身の古瀬巡査は親元を離れ、父親と同じように佐賀工でプレーすることを選んだ。まじめで、しっかりとした志を持っていたという。大学卒業後、ラグビーチームがある民間企業に2年間勤務し、警察官になった。高校、大学と一緒にプレーした後輩は「よく面倒を見てくれた先輩がどうして……。一日も早く回復してほしい」と願った。

 

 

昨日午後、この出入り口から送検された不可解な容疑者よ、何を語る?

 

追記 江戸時代、武士は刀を差して歩くことに相当の神経を使ったといいます。東京新聞など一部報道にもありますが、交番勤務の警官まで「全員」が拳銃を持つ必要があるのか? 柔軟に考える時期にきているような気がします。

 



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