【会員向けメルマガ、最後の一通を送信しました】
きょうが年度終わりで
趣味の会の代表世話人の任期切れです
コロナに振り回された3年では
前向きな取り組みが何一つできず
もどかしいやら、申し訳ないやら
なんともいえない気分が漂います
会員向け一斉メールは
送信開始から1年3カ月になりますが
今回最後となる136通目を送りました
前半の事務連絡部分は割愛し、掲載します
以下、「コロナ三年」を簡単に振り返っておきます。
2020年冬からのコロナ渦で、碁会場の人数制限等のさまざまな規制により、百人碁会は
退会者が続出し、五十人規模にまで縮小しました。しかし人数制限が撤廃された昨年10
月以降、風向きは変わり、2023年度はポスト・コロナ時代の初年度となりそうです。新
会則のもとで発足する新たな世話人会には、親睦碁会の存続・再生に向け、会員ファー
ストで運営に取り組んでくださるものと期待します。
さて、昨秋発行の「レジャー白書2022」(日本生産性本部)によると、2021年の囲碁
人口は前年180万人から150万人に減少しました。(将棋人口は30万人減の500万人)
コロナでアマ大会やイベントの多くが中止となり、街の碁会所の閉鎖が相次ぎました。
自治会館等での小規模碁会の休止・縮小傾向も続いています。早晩100万人を割り込む
のは必至でしょう。「実際に盤をはさんで対局する愛好家」は減る一方ですが「プロ
対局を応援し楽しむ派」や「ネット対局・ゲーム愛好家」は相当数存在すると思われ、
碁将棋を巡る状況は先行き不透明です。
高槻市内の公民館13館に登録する囲碁同好会は計15団体(日吉台2、富田2、三箇牧1
、北清水3、今城塚1、五領2、磐手3、如是1)あります。日吉台囲碁同好会(集会
室1・2利用=定員60人)と日吉台囲碁研究会(和室利用=定員30人)のように「実態
は同一団体」というケースや、複数の碁会の掛け持ち入会等もありますが、市内全域に
〝それなりの数の囲碁愛好家がまだ存在する〟といえるでしょう。
市内最大規模の日吉台囲碁同好会では、コロナ期間の人数制限下で積極的な受け入れが
できませんでしたが、新年度に入会者を数人受け入れます。微減・微増の傾向は続くと
思われます。現在の日吉台囲碁同好会は、平均年齢80歳強。全会員が65歳以上の高齢者
(90~60代)です。こうした状況に対応すべく、昨年7月に「世話人と会員の低負担」
を強調するための会則改正を行いましたし、例会実施環境のメインテナンスも継続して
います。今後も一人一人が「ムリなく長く碁を楽しむこと」ができる環境を維持し、身
近で手軽に参加できる親睦碁会として存続することを願ってやみません。