囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

〝終わり良ければ総て良し〟

2023年06月16日 | 【カベ突破道場】

 

【美しく打って楽しんで強くなりましょう!

~ ヘボ碁なりの体験的ステップアップ術

 

 

初段を目指す級位者のあなたへ

 

囲碁の上達法を

ひとつだけ挙げよ

といわれたら、

わたしなら

迷うことなく

終盤を磨きましょう

と答えます

 

一、打つ場所がなくなるまで落ち着いて打つこと

一、双方が着手放棄(パス)した時を終局とすること

一、目数がひと目で分かるよう10目単位で整地すること

一、勝敗を確認した後、互いに感想を述べ合うこと

一、序盤50手ぐらいは並べ直すようにすること

 

この「五つ」が習慣になれば

アマ碁打ちとして合格といえます

5級のあなたは初段くらいにはなります

初段のあなたは三段、四段に

いいえ五段くらいにはなれるでしょう

 

理由ですか?

「碁の正しいルールや所作が身に付く」

「目算ができ、形勢判断が習慣化し、碁が精緻になる」

「ダメ詰めの際、あいまいだった味の善し悪しが分かる」

「自分の足りない分野(課題)がはっきり自覚できる」

「美しい整地が会得でき、碁技全般が洗練されていく

 

     ◇

 

「美しく打つ」ことは

楽しみの幅を広げます

褒められると気分が良く

自信が付いてきます

碁の探求に身が入ります

人間関係に深みが出てきます

 

周りが

そういう雰囲気になれば

リアル碁の味わい方にも

広がりが出てきます

 

「小さい碁会」を再び結成したい

と、夢想するこのごろです

賛同かつ適格の皆さんが

見つかるかしらん?

 

 

     ◇

 

 

標題のことばは

シェイクスピア戯曲由来といわれます

あらゆる事象に通じますね

 

 

 

 



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