【半袖の季節は、碁とバイクが良く似合う の巻】
和歌は碁のように
覚えやすいが
なかなか達しがたい
漢詩は将棋と同じで
始めが難しい
俚諺
小1の頃のわたしは
将棋とマンガに夢中だったが
小4で碁と釣りを覚えてから
心変わりした。
大学では
囲碁部の部室を覗いたものの
辛気臭そうなので、よした。
スキー部のノリには馴染めそうになく
最終的に写真部のネクラ空気感に
妙を感じて潜り込んでしまった。
就職を前に長い髪を切って
勤め始めてからは再び
もっぱら将棋に戻った。
大体が80手、90手で終わる。
1時間で何局も打てる。
昼休みに「ちょうどよかった」
という理由である。
どっこい、碁はそうはいかない。
手数も時間も将棋の2倍はかかる。
しかし面白さはちょっぴり上で(個人の感想です)
ボードゲームの双璧であることに
変わりはないと思っている。
小説にたとえると
将棋が短編なら囲碁は長編ではないか。
プロの世界では将棋棋士も囲碁棋士も
もう一方の分野を趣味とすることが多く
兄弟あるいは親戚の関係に似ている。
棲んでいる大阪・高槻のJR駅前に
こんど関西の将棋会館が移転する。
これは大変な〝事件〟であり
なんとも楽しみである。
ぜひ碁もお忘れなく、と
注文を出しておきたい。