囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

名人の本手❼

2020年05月31日 | ●○●○雑観の森

藤沢モト著 「勝負師の妻―囲碁棋士・藤沢秀行との五十年」より 

 

 

「5子局」~ 藤沢保少年(11)が本因坊秀哉名人に挑む の巻】

 

 

▼第6譜(問題図を再掲)


▼第7譜  正解は 13の十二

白1のケイマはAのツケをにらむのが狙い

黒2・4はその防ぎ

ここに勢力を築いて白7とトビ

右辺を拡大しながら右上のウチコミを強調した

ここまで秀哉名人はあくまで本手を打ち

それで負けたなら黒の上達を認めようという態度

しかし黒12で、白にチャンスが生じた

(藤沢評)

 

 

碁友の解答

 

【初段Aさん】

ayu123です🙇
次の白は 14-十で取り敢えず封鎖?

 

【Bさん】

14の十」ではいかがでしょうか?
オオゲイマで囲って、黒3子を攻めて右辺を地にし、
中央に出る。

「ら・マンタの男」

 
【Cさん】

前回の応募では碁盤の座標を読み間違い、すでに黒石がある所を着手点として応募してしまいました。コロナで認知症発症が早まったとは信じたくないのですが・・・。さて、第7譜への応募は下記の通りです。

7五ノゾキ。左上隅の黒にプレッシャをかけつつ、中央進出をねらう。最終的には右下隅13十四ハナヅケにつなげたい。我流男


 
 
         ◇
 
 
■問題=この後、秀哉名人が打った白の一手は?

まだ黒よしですが、いよいよ中盤の難所です


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碁会同人から解答を募ります
「着点」と「その理由」を明記
いつも通り、あす「午後5時」締め切り
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