囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

寺の隣に鬼が棲む/テイク2

2022年10月26日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

▲竜安寺

 

▲西本願寺

 

 

【善き相棒に恵まれて、存亡の機をなんとか逃れたか】

 

囲碁を愉しむ会のお世話をして2年半

思いがけず疫病対策に明け暮れて

構想していた前向きの施策は

封印したまま終わろうとしている

 

就任1カ月で政権を去る英首相を

他人事とは思えない

誰がやっても上手くいかない状況下で

政権党内部から梯子を外されては

やっていけるはずもない

 

船が沈まんとするときに

結束すべきキーマンたちが

力を合わせなくてどうなる

ということである

 

今年度も、昨年度も、世話人たちが

ひとつことにまい進できなかった

激変に理解と判断が追い付かなかったともいえ

わたしの不徳の致すところともいえ

要するに的確に対応できなかった

本筋より枝葉にこだわる者は必ずいるし

おまけに意固地だから始末に負えない

 

幸いなことに

わたしが口説き落として

なんとか応じてくれた副会長ふたりが

善き相棒として支えてくれてた

 

ともに人生の大先輩で

判断力に優れ、心の機微に富む

自信が持てないとき、迷ったとき、

思い付いて、声を掛ければ、

次第に形になって見えてくる

 

2021年度の副会長Yさんは、

ミシュラン掲載店の元オーナー料理人

75歳で碁をはじめ、数年で堂々の二段格

 

2022年度の副会長/副代表のMさんは、

巨大ビルの建築管理を手掛けた一級建築士

かつてプロの指導を受けた経験もあり

わたしが3子でに敵わない八段格

 

このふたりと碁を囲むのもまた何より楽しいひととき

わたしの「人を見る目」も、なかなかのものだった、ということか

 

 

寺の隣に鬼が棲む この世の中は、善人と悪人が入り混じっていることのたとえ。慈悲深い寺の周りにも、冷酷な鬼が棲んでいる、という俗世の実相を表わしている

 

「寺の隣に鬼が棲む」2020年12月8日投稿

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。