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囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

せつない「泡沫会員」

2020年10月01日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 


趣味には

 ~ カネを掛けて楽しむ方法あり

 ~ カネを掛けずに楽しむ方法あり

 ~ 「乗っかる」「乗っける」  の巻】

 


碁会所とか囲碁サロンとかは「商売」である。

初めてでも、1日700~1500円を払えば、

相手を探してくれて、碁が打てる。

お茶も出してくれて、出入りも自由。

午後のひとときを、退屈からしのいでくれる。

一見のビジターだって、歓迎してくれる。

会員となってそれなりの金額を納めると

毎日自由に出入りできるし、

居心地ももっとよくなるかもしれない。

「乗っかる」だけでいいのだ。

お客様だから。

 

ひとくちに囲碁サロンといっても、いろいろあり。

わたしはこの数年、京都、東京、大阪で十数カ所訪れた。

会場が広くビジターが多いサロンなら

(東京・有楽町囲碁センターなど)

対局相手はどんどん紹介してくれる。

大半が仲間内だけでやってくるようなサロンなら

(日本棋院関西総本部梅田囲碁サロン、関西棋院直営囲碁サロンなど)

1人で行っても相手がなかなか見つからない。

要するに、サロンの経営・運営方針が外向きか、内向きか、による。


一方、縁台の碁将棋の延長上にある地域同好会はどうか。

会費はゼロから年間数千円までさまざまだが、

1日当たりにすると100円、200円の世界だ。

公民館や自治会館を会場としていて

会場費は無いか、あってもとても安い。

近場で、これがあると、大変ありがたい。

なければ、会を創ればいい。

だが……。


         ◇


同好会は自主運営だから、皆が

「乗っかる」だけでは済まぬ。

会場取り、設営・撤収などの「義務」が、

「権利」と同時に付いてくる。

場合によっては、世話人に推挙されることだってある。

要するに、多少は汗をかけ、ということである。

 

この辺の違いを、説明しなくとも分かるヒト、

説明してもなお分からないヒトがいる。

本人は、碁会所(商売)と同じように、

「お客さん」のつもりかもしれないが、

そうは問屋が卸さない。

皆が「お客さん」では、

「自主運営の集い」は成り立たないのだ。


         ◇


数人の小規模碁会は、

2人、4人、6人、8人――の単位で成立する。

「偶数」でなければ、ひとりがあぶれる。

参加の意思・都合を聴き、

偶数にしてやっと催行決定となる。

 


よんどころない事情でドタキャンはむろんアリだが、

気軽に約束し、気軽に休まれては、他が迷惑なのである。

休む際に、まだ時間があるなら、

代役を自分で探すぐらいであってほしい。

(過去一度だってなし。残念ながら皆無といって間違いない)

でなければ

「お客さん=乗っかるだけの泡沫(ほうまつ)会員

などのそしりを免れぬ。

(一定規模の会なら、多少はお客さんがいても、さほど問題にならないが……)

 


カネを掛けるか、掛けないか。

その辺を承知のうえで楽しむ趣味である

ということを肝に銘じたい。

 

         ⇅ 同じではありません

 

 

 

小規模碁会(山手碁会および駅前碁会)の約束事

➀メール連絡を受けたら、必ず返信する (開封確認でも可)

②自分が欠席する時は、全員に一斉メールする

(要するに、挨拶したら無視するべからず、ということ。唯一の義務

現在の協議事項=時間があれば、可能な範囲で欠席本人が代役を探す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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