囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

悪法もまた法なり、だが

2021年03月15日 | ●○●○雑観の森

 

「聖域なき不要不急項目の削減」と「激変緩和措置」

 ~ さじ加減は必要ではあるが…… の巻】

 


100人碁会の灯が半分消えかかっている。

いまこそ三十年たまったアカを削ぎ落し

リフレッシュするチャンスである。

 

世話役の仕事量を大幅削減しようというワケ。

「楽しく碁を楽しむ」という原点回帰を図り、

それ以外を割愛して再生の第一歩とする。

歴史の積み重ねを再評価したうえで

現状に合わせて、

あり方を根本から作り直すのだ。

 

 

少しだけ昔の話。

業績低迷にあえぐアルコール飲料会社のトップに就いた人物が

ライバル企業トップに会い、アタマを下げ、お願いした。

「うちの会社のどこが、マズイのでしょうか?」

「おたくの販売店の店頭には古い商品が積んである」と相手は答えた。

おごりと油断である。これが痛恨事になった。

 

新社長は会社に戻り、お荷物の在庫を一掃して

店をきれいにするよう指示し、反撃の狼煙をあげた。

再生には何年何十年かかったが、ついに首位に躍り出た。

業界では有名な話である。

 

 

中途半端なリストラ(再構築)は必要な効果は得られない。

しかし、いきなり全部を一気にやろうとすると

痛みが伴い、想定したような結果が出ないかもしれない。

その辺の「落としどころ」をどこにおくか

それだけが問題なのである。

 

 

 

▲上達を妨げるのは石頭が原因!

と、昔から決まっている

すべてのことに共通する自然の法則だが

それがなかなか実践できないもの

賢い中高年こそ上達が遅いのはなぜか?

足元を見つめ直したいものである

 

 



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