【 ♪ 大きいことはいいことだ
~ いろんな相手と対話(=対局)したい!
~ 勝敗ばかりにこだわるより後味の清しい対局を!
~ 波乱こそ楽しい、波風を立てよう の巻】
もうひとつは
おなじみ
有楽町駅東口すぐ
日本棋院直営の
でっかい囲碁サロン。
ここの魅力は、まず
いろいろな人と打てること。
立地が良くて行き帰りが便利、
すぐに新幹線に乗れること。
午前中から打って
外出届を出して
午後にも打って、打って。
とってもよろしい。
でも、この日は
ほかの用事がいろいろあり
到着したのは16時過ぎでした。
帰りの新幹線の時間(17時30分発車)が迫り
<見学のみ>としました。
◇
夕方で閉店間際だったためか
閑散としています。
いたずら心が湧いて
試しにおことわりをせずに
パシャパシャ撮っていると
当然、やってきました。
中年の男性職員が丁重風の態度にて
<お客様の顔が分かるような写真を
ネットに出さないようお願いします>
と、きました。
釘を刺さしたおつもり?
<今はマスク顔だから肖像権云々は問題ないんだよ>
<紋切り型対応ばかりだから棋院の普及活動はダメなんだ>
と、内心思いましたが、
「はい、承知しております」と、
ていねいに ご返事申し上げておきました。
このところずっと将棋人気に勝てないのは、
総本山の根本姿勢に問題多し
動脈硬化で発想がなっちゃない。
この期に及んで、わかっちゃないのです。
上から目線で勝敗・巧拙ばかりじゃなく
つまらぬところばかりに目を向けずに
頭をひねりに、ひねっては
もっと大胆に攻めの姿勢をみせて
圧倒的多数の素人がワクワクするような
あっと驚くような楽しい企画を立てんかい!
などと、応援的批判を送っているわたしである。
(ムリか、笑)
◇
そうはいっても、やはり
ここは会場も広く、
東京駅にも歩いてすぐ、
打碁環境はよしであることは
間違いありません。
来年も行って、
今度こそ憧れの宮沢吾朗九段(71)
の指導碁を受けたい、と思っています。
宮沢吾朗九段 北海道帯広市出身。昭和の大棋士・木谷實九段門下。形と筋に明るく、鋭い着想で猛攻を仕かける剛腕棋士。一流の証明たる三大リーグの在籍経験はあるが、大きなタイトル奪取はない。記録より記憶に残るタイプで、無冠の帝王といわれる。発掘して内弟子にした師匠の木谷が「久しぶりに尾のハネ上がった鯛をつかまえた」と言ったのは有名なはなし。クレイジーで峻厳な棋風なのに、解説のシャイな人柄があまりにカワイイ。わたしは、そのギャップに魅力を感じている。趣味は中型バイク。魚類学者でタレントのさかなクンの父である。
▲衝立(ついたて)があっても
こんなに密じゃ、ちょっとね、
という感じですが……
隣の席がキツキツで詰め込み過ぎ
「ひとつおき」でも良くね?
やってることがビミョーに中途半端
注:念のため、顔の一部を黒塗りにしておきました
こんなことをすると、何だか失敬ですが、
これでよろしゅうございますか、総本山さま
【このシリーズ、とりあえずおしまい】