【筋書きのないドラマ、しかし序章 の巻】
「予定調和」の開会式にさほど興味はない。
ン十万円を払って見に行くヒトの気がしれない。
わたしがわくわくするのは筋書きのないドラマ。
スポーツ観戦のキモはそこにある。
碁将棋の類いも同じくである。
東京五輪を巡ってはいろいろあった。
さほど建て替える必要もない
(撤去前に走ったことがあるわたしはそう思う)
競技場をさっさと取り壊して
巨額の建設費を巡って迷走したことから始まった。
日本オリンビック委員会会長による招致不正疑惑。
「盗作」の指摘を受けた大会公式エンブレムの撤回。
暑さ対策でマラソン・競歩の開催地の札幌移転。
そして、新型コロナで1年延期となった。
まさに、迷走また迷走の7年半である。
舌禍事件、逆切れ会見、慰留と居座り、そして辞任。
しかし、これは第1幕のようである。不謹慎というなかれ。
若者ことばを拝借するなら、ぴえん通り越してぱおん。
開会式よりずっと面白い「プレ開会式」から目が離せない。