数年前、自治会エリアに防犯カメラを設置する云々で
総論・各論で喧々諤々の論議があったそうです
はなしの〝幹〟と〝枝葉〟を整理できない人が少なからずおり
手弁当・持ち回り制度で引き受けされられた自治会役員・班長は苦労します
わたしは、ごちゃごちゃ言うのなら
あんたが町内見回りを買って出たらどうなんだい
と思うのですが、いかがでしょうか?
そもそも機械に頼ればそれで終わりではありません
自分はなにもせず、人のやろうとすることを
論評するだけの人間が、こうも増えたのは
今に始まったことではありませんが……
◇
こういうことは、一事が万事です
たとえば
わずかの自治会費を年2回集めるにしても
集金役の班長十数人の手間暇が大変です
「いついつに集金します」という回覧を事前に回し
ひとつの班の十軒前後を回っても
留守で何度も足を運ぶことがあります
今年度はこの悪習慣に終止符を打つことにしました
最初に集金の日時を回覧するのですが
空白に班長の都合を自ら書き入れるスペースを作りました
つまり
「いついつ1回のみ集金しますが、
都合の悪い方は班長宅に持参してください」でもいいですし
班長が何度も何度も訪ねる従来方式でもいいです
後者は、親切過剰と思いますが
それは班長各人にお任せします
わたしは一定のルールを定めるが
運用は柔軟にすべきだと思っています
足の悪い独り暮らし高齢者宅には手厚く配慮しても良いでしょうし
集金日に都合が悪い人は自ら班長宅に進んで持参すればよい
自治会でも、趣味の会でも
親睦のココロさえあれば
細々したことで云々せずとも
後はなんとかなるものです