囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

シノギでいこう①-3止

2020年02月29日 | 【カベ突破道場】

目を奪いにきたら、どうする?<正解の続き>の巻】

 

◆正解の続き 黒1のサガリ

冷静な受け方です。

白2に対し、黒3とダメ詰めすれば、

攻め合いに勝って、全体の黒が生きます。

 

この黒1のサガリが打てたら

ヨミを入れている証拠と思います。

 

 

 

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■問題の図をもう一度ご覧ください。

右上スミの部分的にみると

黒石6個、白石10個です。

白が11個目を打って取りにきました。

この瞬間、白は黒より5個も多いのです。

つまり「手をかけている」ということ。


序盤でもっと大きな場所があれば、

黒は捨てて打つ選択肢もありそうです。

でも取られたら30目以上(取られ石と取り跡の合計)の大きな場所

終盤ならもちろんアウトですから、必死にヨンで生きましょう。

手がなければ、ここは諦めます。

 

部分と全体の目配り。

碁の難しいところは、この辺にあります。

わたしもついつい部分にこだわってヘマします。

皆さんは、いかがですか。

 

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