囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

京都~夏の匂い/番外2

2020年06月10日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

三条囲碁サロン月例会/余話  ~ 全部を並べて見せられた 高段のチカラ の巻】

 


■今年3月22日(日)午後の京都ーー。

(新型コロナ騒ぎで、この後に長期休業となり、6月半ばに閉店となる)

三条囲碁サロンで3局打ち、休憩に入ったところ

かつての常連さんと思しき年配の男性が来店し、

終わったばかりのテレビ棋戦の棋譜を並べ始めました。

よどみなく並べ、途中で解説しながら、変化図も交え、

最後まで並べてしまいました。


自分の碁ならともかく、

他人の碁を一度見ただけで「最後まで」とは。

感服いたしました。

これがホントの高段のチカラなんですね。

席亭が「よく覚えていはるねえ~」と感心していますが、

本人は「そりゃ、まあ」と涼しい顔です。

 

 

 


■わたしはといえば、手帳の記録で振り返ると――

✕ 六段戦(2子)=5目負け

〇 七段戦(3子)=25目勝ち

✕ 七段戦(3子)=中押し負け

〇 五段戦(先) =28目勝ち

 

いま? ほとんど覚えていません。

1週間後だったらどうか、

全部並べ直すことができるか、

といえば、それだってムリ。

ただ肝心の局面だけは、なんとかぼんやり、という所です。

「見損じ」「判断ミス」「形の悪さ」「ヨミ違い」

本当は、当日のうちに並べ直してみるといいそうです。

何事もやらないと、出来ないもの。

それがなかなか出来ないんですよね。

 

 



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