【岩盤は「60人」、熱心に打ちに来てね!
~ コロナ3年目スタート、未解決課題が山積】
他都市の〝公民館碁会〟では
入会金があったり
毎月会費を取ったり
といったケースが
少なくありません
通年でリーグ戦があり
例会の参加率は高いようです
わたしが所属する碁会は
半期二千円の会費を払えば
半年は「出入り自由」
入会金もありませんし
〝しばり〟はありません
例会日は半数前後でした
気の向いた時に参加できるメリット
ちょっと足が遠のくと
参加意欲が減退するデメリット
アンチノミー(二律背反)があります
ところが
コロナ渦で人数制限が敷かれ
一昨年は「月1回の参加」としたため
参加率はいきなり低下しました
参加者がヒトケタもしばしば
1年間、会費を取らなかったこともあり
〝幽霊会員〟が多数生まれる結果となりました
そこで
昨春からは半期会費を半額の千円にし
短時間でも「月4回参加できるように」
いくつかの工夫を凝らしました
会員数は激減して6割になりましたが
昨秋に退会者ラッシュは収まりました
この辺が〝岩盤〟だったようです
今回、会費徴収者の労力を減らすため
「年2回」から「年1回」としました
世話人(役員・班長)の確保も喫緊の課題です
コロナ特別の年会費二千円を払った会員のみ
「1年間の会員資格を付与する」というワケ
会の存亡の岐路にあって
例会参加意欲を上げていく工夫が
これからも最優先のミッションなのです
「熱心に打ちに来る会員を大事にする」
当会は、
カネ(会費)を払えば
例会の参加権利が発生しますが
参加の義務などありません
とはいえ、参加率は「会の存在理由」の
バロメーターでも試金石でもあります
根本を取り違える空気感のまん延により
コロナ危機でツケが顕在化したのではないか
そして縮小均衡は自然消滅に至る道ではないか
世話人3年目の今、そう思い始めているのです
趣味の同好会とはいえ
世話人には、それなりの見識と思想が必要です
幸いにして新しい役員メンバーは
こうした視座をお持ちのある方ばかりとみました
先送りせざるを得なかった未解決課題に取り組むため
初めての役員会を、週明けに開きます
▲三密を回避しながら、初の年一度の「一斉会費徴収会」
コロナ共生時代には、こうするよりありません
過去にとらわれることなく、桃源郷の灯を消さないために!
写真は午後1時半ごろ
徴収会が終わり、対局が始まっている
この日に会費徴収を締め切った結果
計60人が新年度継続会員となった
1年前と比較すると、4割減である