囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

191110「別荘」同好会

2019年11月11日 | 熱血他流試合記録

▲高槻市北部住宅街にある地域集会場が「わたしの別荘」=11月10日(日)午後



日本棋院「四段の免状」に潜む弱点を観察するの巻】

 

■ここも、時々当番が回ってきます。

16人分の碁道具、対局記録ボードなどの設営・撤収です。

 

         ◇

 

■この日は午前中のみ参加し、M五段と1勝1敗。

Mさんは日本棋院「四段の免状」を持っておられますが、

街の碁会所では五段格で打っても強い方でしょう。

地に辛い戦闘的棋風で、わたしの中央志向の碁と相反する展開になります。

 

■昨年までは、地合いで先行されて押し切られることが多かったのですが、

この1年は中終盤でわたしのパンチが入ることも増えてきて、ほぼ打ち分け。

なぜか?

 

Mさんは、よく勉強されているので部分的な折衝が巧みで、

このあたりは四段どころか、間違いなく高段の水準です。

 

ところが、中盤にふと緩手を打ってしまうクセがあります。

そのクセを見極め、衝くわけです。

 

もう一つ。Mさんは、話しながら打ちます

「そうくるか」「じゃ、ここは、これでいくか」

考えていることが分かるので、当然、勝負に不利に働きます。

 

どんな分野にも言えることですが、勝負事はポーカーフェイスが最善です。

格下で年下のわたしからは決して言えないのですが、

五段六段の間には、明確な差があります。

この「二つの悪いクセ=決定的弱点」ある限り、六段昇段はあり得ません。

 

■とはいえ、碁の難しさを感じさせてくれる相手であり、詰碁を難なく解いてしまう油断ならない相手です。

高段者のどなたかが、弱点を指摘してあげるといいのですが、ここが地域同好会の限界なのでしょう。

 

2019年11月10日(日)の備忘録



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。