【マスク姿で歩く 主に路地裏 ～ 鴨川、四条通、先斗町、木屋町、高瀬川あたりにも行った の巻】
人影少ない細い道ばかりを歩き
信仰の寺社仏閣をひとりゆく。
不要でないが不急の用であるからして
路地裏を選んで歩く。
周りに人がいないならば
マスクを外したりもする。
暑さのピーク体感のために
出掛けたとでも言えようか。
仕上げは古書３冊求め、
空いている阪急電車に乗る。
街湯で汗をさっぱりと流し
年上の友人宅へ連絡で立ち寄る。
スイカとイチジクを求め
陽の高いうちに帰宅す。
板の間で昼寝のニャンが
むっくり起きてくる。
わたし好みの真夏の過ごし方――。
溽暑 (じょくしょ) 湿気が多くてむし暑いこと。陰暦６月の異称。
仏眼と眼が合ふ溽暑暗くして 岸田 優
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京都市下京区で2020年８月９日（日） 最高気温36℃
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