囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

潔くない碁打ち

2022年09月03日 | ●○●○雑観の森

▼「負けました」とはっきり言える人は強くなる、

と断言するのは将棋の谷川浩司・十七世名人である

 

 

【許されざる者はどこじゃ~誤魔化しは嫌われる】

 

将棋の勝敗が

どうやって決まるかといえば

一方が「負けました」と言って

頭を下げる瞬間である

 

囲碁はどうか?

 

同様に

負けました」と頭を下げるのは

半数もないのではないか

アマは特に少ないように思う

 

ちょっと気取って?

ありません」という

人もいる

 

中には頭を下げるだけ

の人もいる

 

論外は

突然「ああ打てばよかった」

「この辺でしくじったなあ」

などと感想戦を始める人もいる

 

碁打ちの潔さというより

これは人間としてどうよ

と、わたしなどは思う

 

遊びの勝ち負けだから許さるが

これが日常のあれこれだったら

どうするつもりなのだろうか

 

過ちを犯しても

謝罪しないならば

人間関係は99㌫元に戻らない

 

ことばは、

大切にしなくてはならぬ

 

にんげんだもの

 

 

 

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