悩む

2017-11-13 22:04:00 | 音楽
そろそろ発表会の曲を考えないとならない。
先日先生と少し話したのだが、もしすごくソナタを弾きたい、
というのでなければ何かコンチェルトの方がステップアップに
なるのではと。

以前名前が出たフォーレとフランクのソナタ。
すごく弾きたいかと言われれば、そうでもないわね。
かといって、コンチェルトが弾きたいわけでもなく。
コンチェルトの場合、よほど曲を選ばないと「長かった~」って
だけの印象になりそうだし。

だが先生は、シューマンのコンチェルトがいいのでは、と。
ん?? シューベルトだったかな?
メモを見ないと思い出せない。多分どちらか。

本当の気持ちを言うと「発表会までに仕上げる」って期限を
決めるのが今の自分には結構しんどい。
父の病気のことがどうしても頭にあって、キャパの狭い私の
脳みそは結構いっぱいいっぱいになっている。

だけどやはり1年間頑張ってきた成果を自分で確かめたいのも
確かで、キッパリ出ないという選択もできず。
悩ましい。

ブラームスのソナタにも今の精神状況ではなかなか踏み込めない。
無伴奏でバッハのパルティータ3番という話もあり、取り急ぎ
ガボットを舞台で弾いているつもりで弾いてみたが。
ピアノ伴奏がないってムチャムチャ怖いと痛感。
私にはまだ無理じゃないかな。根性ナシ。

ずいぶん前から弾いてみたいと思っている曲があるにはある。
だけど、ちょっと難しいかな、とか色々。

いや~、どうしよう。
本当にもっともっと上手だったらいのにな。

練習室の話

2017-11-09 08:59:46 | 音楽
家を建てる時に、どうしても音楽をする部屋が欲しいと主張した。
狭い土地にミッチミチに建てる家なので、夫は設計士さんと相当
練ってなんとか部屋を確保してくれた。

その頃まだ娘が1歳半くらいで24時間育児に拘束されていた。
バイオリンの再開なんて全く目途がたたなかったし、自分の好きな
ことなんて何もできなかった。
音楽をすることは、娘が幼稚園に入ったら自分の時間ができる、
という希望の象徴みたいなもので、楽器をする部屋を確保するのは
その第一段階だった。

図面上は「ピアノ室」となっている小さな一室。
実家からピアノを運んできたら、もうすごく狭い。
だけど、楽器ができることが本当に嬉しかった。

ここで私は日々練習して、様々な感情と向き合ってきた。
主に黒々したグルグルのヤツ。
時々空気を入れ替えないと、色々渦巻いちゃうよね。

だけど、ここにいる時私は私自身でいられる。
大事な大事な空間である。

ところで、私は専業主婦だけれど台所の近くに自分の部屋なり、
スペースを作る、みたいなことにものすごく抵抗を感じた。
だって私、料理大嫌いだし、お手伝いさんじゃないから。
お茶入れて、って言われてすぐ動けるように?
ふざけんなって感じ。(あくまで暴れ馬的私の考え方)

振り返ると、育児はもう少し適当でも良かったと思う。
まあ、娘のために精一杯やったという自負はあるが。
それから、夫が練習室を作ることを快く受け入れ、試行錯誤して
くれたことに一生感謝するし、彼のそういう人間性を尊敬している。
ノロケじゃないよ。

それじゃあ、練習しようかな。

ドントドントドント

2017-11-06 08:37:43 | 音楽
ドントの2番を譜読みしている。
最初にパッと見て、嫌いじゃないタイプの曲と思った。
スラーがほとんどないし複雑なリズムもなくシンプル。
これはイケるかなと。
↓こんな感じ。


・・・こう書いたってことは当然壁にぶち当たっているわけだが。
いやいや、難儀。
臨時のシャープとフラットが次々に出現。
ずっと転調し続けている感じ(?)で、どんな音で弾けばいいのか、
この音で合っているのかいないのか、わからなくなっていく。
メロディックな曲ではないだけに音楽的な捉えどころがナイし。
慣れればなんとかなるのかしら。不安。

しかし、ドントに進むと選択したのは自分だしさ。
やっぱりやめます、ってわけにはいかない。
そのくらいのプライドはある。へなちょこでも。

なんだかんだ言いながら、やはり心構えが甘かったな。
ホントに気合入れてやらないと全然太刀打ちできない。
近頃ちょっと緩んでいると自分でも少々感じていた。
心を入れ替えてじっくり向き合っていこう。

レッスン日記84 ローデ!

2017-11-02 08:28:40 | レッスン
レッスンだった。
スケールはカールフレッシュ、G-moll。
残っているのは、G線、E線と、4弦を使った単旋律。
それから3度重音。

先生の前で弾くたびに、もっとミチミチ音程を合わせてくるべき
だったと思う。
練習が甘いってことなんだけど、毎回毎回省みて、そして忘れる。

今回もなんだかビミョーに合わず、G線とE線の単旋律を持ち帰り。
まあまあイイところもあったんだけどね。
とりあえず3度重音が合格になったのでヨシとする。前向き。

しかし、終わらんね。G-moll。
先生はスケールが2つだけになってしまったので、Es-durも次回
弾いてきてくださいと。
課題量が減らなくてすみません、と言ってくださったがスケールの
重要度はわかっている。
だけど私、課題じゃなければ弾かないのもわかっている!
なので「いえ、やります!」ってキリッと答えたよ。ふうぅ。


ローデは24番。
こちらはわりと良く弾けて、いくつか弾き方等の注意をいただいて
次へ進むことに。
これでローデは終わり。ドントへ。

中表紙に「2015.6.23~」と書いてあったので終了日を書き足した。
2年半弱弾いたのか。
思い返すと1曲1曲頑張ったなあ。
24曲全部弾いたわけではないが、難しいのに妙にメロディックで
イヤ~な感じの曲が多かった。(自分に合わない)
特に後半は苦しんだが、それなりに力になったはず。
そうでなければ困るよ。

さて、ドント2番が次の課題に。
1番は丸々全部重音。
相当ヤバそうだったので、いきなりコレやるの?とドキドキしたが、
さすがに先生も「最後の方にとっておきましょう」とのこと。
ホッとした。
というわけでドント開始。どうなることやら。


曲は、バッハのルーレを少し聞いていただいた。
だいぶ雰囲気がつかめてきたかな、というところ。
しかし重音の音程が悪くてイヤになるね。

ローデが終わって感慨深い。
お世話になりました。