
[ 露店めぐりを楽しむ参拝者たち ]
<参拝者15万人、人波続く>
福力荒神社の「大祭」
安産や交通安全を祈願し砂買い求める
200の露店並ぶ
マムシよけで知られる福力荒神社(福力)の大祭が、旧正月三が日の10~12日あり、連休と重なったため約15万人の参拝者でにぎわった。
穏やかな天候に恵まれた初日は約10万人。
マイカーやJRを利用した家族連れやグループが続々と詰めかけ、境内や参道を埋めた。
安産、交通安全などを祈願したあと、お守りやマムシよけになるといわれる砂「御浄砂(ごじょうさ)」を買い求めていた。
名物の露店は、飲食や植木、珍味、刃物、墓石など約200が軒をつらね、人波が続いた。
一方、本殿では神事があり、大崎小6年の女子児童4人が「浦安の舞」「豊栄の舞」を奉納。
山本花野乃さん(12)は
「手がかじかんで扇がうまく開かなかった」
と話した。
夫婦と孫2人で参拝した加茂町行重の農業・岡田勉(67)は
「家族みんなが元気で暮らせるよう祈願し、家の周りにまく砂を買った」。
初めての秀輔君(5)は
「人がいっぱい。びっくりした。タコ焼きがおいしかった」
と楽しそう。
<上記は、2013年2月12日付け、津山朝日新聞夕刊より転載>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます