コミュニティサロンふれあいらんど

先人樹を植え、後人その下に憩う

文明の逆襲

2017-01-29 21:49:47 | 日記
人間の行為が言葉として表現され、文字として表記されて、文明が進化した。(言葉から文字へはいわゆるコミュニケーションが低下して、進化と云えるかとの提起があり、進化と発展の違いもあるが)
「共謀罪」の論議の中で、国際(越境)組織犯罪条約の日本語訳で日弁連とアベ自公政権と違っている如く、言葉のあいまいさは、否めない事実だ。
その「共謀罪」は、法文としての言葉が先にありきで、行為を取り締まる。それも法制化した立法府を離れて、行政府(警察等)が解釈適用する。
文明の対立を超えた、文明の逆襲が文明の象徴たる「民主主義」の名のもとに襲っている。

「選挙」か!?「街頭」か!?

2017-01-15 21:53:02 | 日記
世界を「解く鍵」として哲学が生れ、それが、自然科学・社会科学と細分化して、進化(時間軸として)してきたが、今や、世界を「溶く鉤」となってしまっているのが、原子力・iPS然り、政治・経済も然りである。
民主主義とは「力学(りきがく)」なのか?「化学(ばけがく)」なのか。例えば、食器の汚れなどは、たわしやブラシ(力学的手法)でなく、石鹸や洗剤(化学的手法)が効能がよい。今日的な意味での民主主義は多数決など民主主義的(化学的手法)に生まれたのではなく、銃口など暴力的(力学的手法)で確立された、いわば「鬼子」の何物でもない。
暴力的に生まれた民主主義が、アベ自公政権の支持率はじめ、トランプ現象など、民主主義的手続きの中で、形骸化していくのは皮肉というより、「鬼子」の宿命ではないのか。
民主主義は「完璧でもないが代わりもない」が現状認識だが、人類最後の文明となるのか、新たな文明が創造されるのか、瀬戸際の状況を迎えているのではないか。――「選挙」か!?「街頭」か!?