先日、ボランティアのオリエンテーションに行って来ました。
暫くシリーズで報告します~。
ちなみに、英語の説明は理解半分(笑)
贔屓目に見てもせいぜい70%位じゃないですかね~。
まあ、やり出せばなんとかなるだろ・・・。
説明の中でとっても印象的だったのが、「Sue」の単語。
「訴える、訴訟する」って意味だけど、これが頻回に出てくるの。
ボランティアの責任ではないから、これはやってはいけない。
訴訟されるかも知れません。って具合で。
例を1つだけ挙げると(1つしか覚えてないとも言う)、赤ちゃん。
新生児を連れて退院していく夫婦を見送る時の決まりごと。
赤ちゃんの安全確保のため、ベビーシートがちゃんと設置されて、
赤ちゃんがそこに座るまで側を離れてはいけないんですって。
そこまでやるんだ~って思ったけど、これは理解出来る。
不思議なのはこの次。
そう、チャイルドシート設置をお手伝いするのも、
赤ちゃんを抱っこするのもダメなんですって!!!
設置はまだわかるよ、手伝ったのにうまく設置出来なかった場合、
それで問題が起こったら確かに訴訟されるかも知れない。
でも、抱っこもダメなの~?
とってもナイスだけど、ダメですって。
自分が転んだり、何かのはずみで落としちゃったら大変だから。
ここでも訴訟されちゃうから。
はあ、アメリカって・・・。
イギリスにいた時はかなり重い人も車椅子に乗せて押してました。
でも、ここではしなくていいんだって。
背中を痛める可能性があるから、もっとがっちりしたボランティアに頼む。
もし力のあるボランティアの手が空いていなければ、
「ちょっとあの人は重すぎて私にはムリです、代わりのボランティアも今いません」
と、看護婦に伝えていいそうです。
ベッドから車椅子に移るとき、簡単な介助が必要な場合があります。
それもイギリスではやってたんだよね~。
やっていいの!?って思ったけど、逆にやってくれって感じで。
それはもちろんココではダメ。
看護婦の仕事だから、介助を失敗して転ばれた日には訴訟ですよ。
イギリスとアメリカの違いなのか、病院と養護施設の違いなのか。
イギリスでは「訴訟」って単語を聞かなかったのは確かだな。
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